鳥インフルエンザ(H5N1) [感染症]
うちに小さな子供がいるせいか、感染症のことを耳にすることが多い。
さいきん、周辺でインフルエンザが流行っているな~と思っていたら。
島根県の養鶏場で鳥インフルエンザに感染し死んだ鶏から、
強毒性のウィルス(H5N1)が検出されたという。
このH5N1型のウィルスは、今ちまたで流行しているインフルエンザとは別。
色々と騒がれていた新型インフルエンザ(豚インフル)にしても、
今流行のインフルにしても、どちらも弱毒性。
新型インフルエンザが何であんなに世界中で騒がれていたか、
疑問に思った人も多かったと思う。
人によっては、大したことないのに大騒ぎして、と思ったことだろう。
何で大騒ぎしたか。
たぶん、各国関係者が、強毒性の鳥インフルエンザH5N1型が
いつ人→人感染を起こすかと、身構えていたからだと思う。
このH5N1型の鳥インフルエンザは、野鳥の間ではとっくに大流行している。
この鳥のインフルエンザが、稀に人に移ることがある。
実際、アジアや中東で感染例は多くある。
この鳥インフルH5N1に人がかかると、なんと致死率が60%にもなってしまう。
致死率60%って、すごいよね?
鳥→人に感染しても、人→人に感染しなければ、拡大はしない。
人→人に感染するようになったら、人類にとって新しいウィルス。
抗体を持たないのだから、あっという間に世界中に広まってしまう!
致死率60%以上のウィルスが!!
ということで、とても警戒されていた。
人間の間で感染するようにウィルスが変異するのは、時間の問題とも
言われていたので、かなり身構えていたと思う。
(少なくとも、僕は結構怖がっていた)
ところが横から突然出てきたのが、豚インフル。
「あれ?思ってたのと、ちょっと違うかも!?」とか
思いないがら、とりあえず想定していた最悪パターンのスキームで動いた、
と言うところではないだろうか。
ともかく新型インフルで僕らは騒ぎ疲れ、
すっかり警戒心が緩んでいると思う。
鳥インフルは、そんなに数は多くないけど、
鳥から人に感染することがある。
鶏肉などはしっかり加熱調理すれば問題ないけれど、
例えば鳥の死骸などには無暗に近づかない方がいいと思う。
(加熱調理すれば平気なので、僕は唐揚げは食べるし、玉子焼きも食べる)
致死率は下がってきている、とも聞くけれど、
やはりまだ未知のウィルスなのだから。
ちなみに、香港では7年ぶりに人への感染があったらしい。
2010-12-02 23:19
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