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「全裸男性の顔をむさぼり食う全裸の男」とプリオン異常を考える [犯罪・事故・防犯]






アメリカのフロリダ州マイアミで、異様な事件が起きた。全裸の男が、別の全裸の男の顔を、むさぼり喰ったという。

「猟奇的事件が起きたのは26日。マイアミ近郊のマッカーサーコーズウェイ(MacArthur Causeway)を通行した車を運転していた人々が、おぞましい現場を目撃し、警察に通報した。

 現場を目撃したラリー・ベガ(Larry Vega)さんは、地元ラジオ局に「(男に)止めろと叫んだが、もう1人の男性を食べるのを止めなかった」と語った。ベガさんによると現場は血の海で、ホラー映画のワンシーンのようだったという。」


警察が制止しても、銃弾を打ち込んでも、男は食べるのを止めなかったという。最終的に男は射殺されたようですが、被害者はというと、ほとんど意識はなく、顔の75%が食いちぎられていたそうです。


なんとおぞましい事件でしょう。
警察は強力な新型LSDの過剰摂取を疑っているようです。


最近、食人の話題をチラホラと見かけます。
先日、中国で11人を殺害した疑いで男が逮捕されました。
この男は以前にも殺人の罪で服役し、1997年に出所したということです。

香港の英字紙スタンダードによると、この男の自宅を捜索した警察官らが、酒瓶の中で蛇酒のように保存されていた人間の目玉や、天井からつるし干されていた人肉と思われるものを発見したとのこと。
地元メディアでは食人魔として騒がれています。


食人という行為、カニバリズムは世界各地で見られます。宗教的な意味合いを含めたものから、極限状態での行為まで、様々です。
日本においては極限状態におけるものとして、遠野物語や信長公記などで例を見られます。また太平洋戦争でもそのような事があったと伝えられています。


もちろん、同種を屠る行為というのは、通常ありえないものです。
それゆえに、そうした行為はひどいしっぺ返しを受けます。

牛の話ですが、脳みそがスポンジ状態になり死に至る狂牛病ですが、この原因の1つとして肉骨粉、すなわち牛の肉や骨を砕いたものを牛の餌にしたため、ということが言われています。
通常、草食であるはずの牛に、肉を、しかも共食いをさせたわけです。

下記の本では、人類の遠い昔に行われた食人習慣が、人の遺伝子レベルに影響を与えて、ある難病を引き起こしたり、あるいは“狂牛病(プリオン異常)の影響を受けやすくなるというようなことが指摘されています。

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

  • 作者: ダニエル T.マックス
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2007/12/12
  • メディア: 単行本


ともあれ、この手の異常な犯罪は非常に気分が悪い。
二度と起こって欲しくないものです。



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