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【続報】「全裸男性の顔をむさぼり食う全裸の男」とジェノサイド [犯罪・事故・防犯]






「ホームレス男性の顔を食いちぎり、現場で警官に射殺された男の身元が判明したと、29日に現地警察が発表した。」

先日紹介した事件の続報です。
・「全裸男性の顔をむさぼり食う全裸の男」とプリオン異常を考える

報道によると、射殺された容疑者は「バスソルト(bath salt)」と呼ばれる合成覚せい剤の影響下にあったとされている。バスソルトは、攻撃性の増大や錯乱状態、激しい幻覚をしばしば引き起こすメフェドロンを含んでいる、ということです。


容疑者を知る人々は、地元メディアのインタビューに対し、同容疑者は性格が温厚で笑顔が魅力的な人だったと語っているという。

恐ろしい話です。



ところで、前回のブログでは中国の食人魔や異常プリオンの話をしましたが、もう1つ思い出した話があります。
・「全裸男性の顔をむさぼり食う全裸の男」とプリオン異常を考える(前回のブログ)


事件とはまったく関係ありませんが、1冊の小説の話。
昨年から今年にかけて、大変話題になった「ジェノサイド」です。

ジェノサイド

ジェノサイド

  • 作者: 高野 和明
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/30
  • メディア: 単行本


この小説の中で・・・

多少、内容を書くので、知りたくない人は以降読まないようにお願いします。
また、ご想像のとおり、あまり気持ちのいい話ではありません。





いいでしょうか?






この小説のなかで、アフリカの背の低い、ある部族について書かれています。


ピグミー族といい、成人男性でも平均身長が1.5メートル程度の、小さな狩猟採集民です。

この部族、何と神通力が付くという理由で、他の部族(武装集団)によって食料にされているのです。

同じ理由により、レイプをされたり(しかも、男性や長老が・・・)ということもあるそうです。

まったく、こうしてブログに書くのもおぞましい。

ジェノサイドには、上のようなアフリカの暗部が書かれていますが、同時に、そのアフリカの復習とも言えるべき展開もあります。読むのがつらい場面もありますが、それらを差し引いても読む価値のある一大巨編だった、というのが私の感想です。

ああ、世の中が平和であるように・・・と願わずにはいられない夜になりそうです。


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