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真空パックでも食中毒の危険、ボツリヌス菌に注意 [感染症]





真空パックでも食中毒の危険、と厚労省が注意を呼びかけました。

ところで、
「真空パックの場合、菌が増えると思いますか?それとも増えないと思いますか?」
と改めて問われると、確かにちょっと考え込みそうになります。皆さんはどうでしょう?

「厚労省によると、食中毒の危険が高いのは、真空パックの中でも漬物や総菜など十分な高温加熱殺菌が行われていない食品。酸素が少ない密封状態で増殖できるボツリヌス菌による食中毒が起きる危険がある。」


さて今回、厚労省が注意喚起しているのはボツリヌス菌の食中毒で、ボツリヌス菌は真空パックのような、酸素が極めて少ない密封状態で増殖し、毒素を作ることができるのだそうです。
そこで厚労省は、業者に向けては高温加熱による殺菌処理や、要冷蔵での管理及び表示を目立たせるように、と注意喚起をしています。

そして、消費者には次のように注意喚起をしています。

・真空パックなどで、膨張、異臭のある場合は、菌が増殖している可能性があります。絶対に食べないようにしてください。

・ボツリヌス菌が作りだす毒素は、加熱により毒性を失うため、食べる前に十分な加熱を行うことも食中毒の大切な予防策です。

ちなみにボツリヌス食中毒の症状は、
「物が二重に見えたり、手足に力が入りにくくなるなどの神経症状が出現し、放置すると呼吸困難などを起こして短時間で命に関わる場合もあります。」
とのこと。

詳しくは厚労省のウェブサイトをご参照ください。

発症したら直ちに医療機関に受診が必要です。

皆さん、お気を付けください。


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