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追突事故を故意に誘発、個人タクシーの当たり屋 [犯罪・事故・防犯]




非常に悪質な「当たり屋」の存在が話題になっている。
黄色信号で急ブレーキを踏んで後続車に追突させ、示談金名目で金銭を要求するというもの。黄色信号で渡ってしまおうと車間距離を縮めてしまう心理を利用し、急ブレーキを踏むのだそうだ。

この当たり屋は個人タクシーらしく、そしてターゲットの多くは同業者のタクシー運転手で、一部一般人も被害に遭っている可能性があるらしい。

・絶句「当たられ屋タクシー」 同業者警戒、立件は?(産経)
「タクシーを主なターゲットにし、急ブレーキを踏んで追突事故を誘発、示談金名目で金銭を要求する「当たり屋」行為を特定の個人タクシーが繰り返している疑いがあるとして、社団法人「大阪タクシー協会」(大阪市中央区)が加盟する各タクシー会社に文書で注意喚起していることが27日、分かった。特定のナンバーも明示して同業者を“告発”するのは極めて異例という。」

追突事故を起こしてしまうと、原則、追突した方に100%の過失割合が課され、たとえ想定外の急ブレーキだったとしても、軽減される過失の割合は低いそうだ。また、故意である立証も困難だという。

悪どいですね。
微妙なところを突いてきます。


確かに、車間距離をしっかりと取っていれば問題のないこと。
また黄色信号だからといって車間を詰めたり、スピードを出したりというのは、本来であれば危険であること。
それはその通りなのですが、だからといって事故を誘発させていい理由にはなりません。

他の車や歩行者が巻き込まれる可能性もあります。

記事によると該当の車のナンバーまで特定できているようなので、何らか立件されるのを期待したいところです。


そのうち、模倣する輩が出てくるような気がします。
車の運転には気をつけましょう。

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