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話し合いで解決する、なんて思わない方がいい。 [犯罪・事故・防犯]




群馬県で女性が射殺死体となって見つかる事件がありました。犯人も捕まっておらず、経緯や犯人も明らかになっていませんが、この女性は直近までストーカー被害にあっていたことがわかっています。

日々の犯罪ニュースを見ていると、相変わらずストーカー事件の多いことに気付かされます。

自分の勝手な思いや感情で相手の命を奪ってしまう。ストーカーにせよ無理心中にせよ、なんと身勝手なことでしょうか。


さて、私たちが日常生活をおくる中で人間関係のトラブルを抱えてしまった場合、“話し合えばわかる”と思ってしまいます。それは一見正しく、また実際に多くの場合は話し合いによって解決することも多いと思います。

しかし、注意しなければいけないことが1つあります。

それは、

いくら話し合っても通じない相手がいる

ということ。

生まれ持って悪い人間などいない。好きで悪事をする人間などいない。だからこそ、相手を理解し、受け止めてあげれば相手は変わるかもしれない。

あるいは、ちゃんと誠意をもって話し合えば、相手もわかってくれるかもしれない。

理解しあえるというのは、同じ人間としての共通の世界観が必用です。理屈の異なる思考回路を持つ他の生物には通用しません。

ところが、同じ人間だから・・・では通用しない人間もいるのです。

それは、いわゆる「良心を持たない」という人々。
アメリカの場合、人口の約4%(※)ほど存在していると言われています。

つまり、25人に1人の割合です。


良心をもたない人たち (草思社文庫)


良心をもたない人たち (草思社文庫)


良心を持たないのですから、良心に訴えかけても仕方ないのです。
極論ですが、同じ人間だという認識でいると大怪我をするかもしれません。外見は人間だけと、別種の何かである、と。

このような良心を持たない人に出会ってしまったら、どうすればいいのか。
先ほど上げた書籍の著者、マーサスタウト女史はこう言っています。

「一刻も早く、遠くへ逃げること」

世のストーカーの全てが「良心を持たない人」だとは言いませんが、話し合いという解決手段がまったく聞かない人間もいる、ということは覚えていたほうが良さそうです。

※文化の違う日本の場合、もう少し少ない割合ではないかと言われています。


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