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エボラ、民主化運動、ジェノサイド・・・日本の川は大海を通じて世界とつながっている [今日のシグナル]




今日で、ブログを始めてだいたい6ヵ月、半年が過ぎました。

1つのブログ記事をかく時間は、平均すると、だいたい15分くらいでしょうか。図やグラフものがあると、時間を食ってしまうんですよね。15分が長いか短いかよくわからないのですが、自分的には割とササッと書いてしまっているつもりなので、誤字脱字や妙な文法は多々あると思います。また、読みなおす、読み返すことも少ないため、冒頭と結論では言いたいテーマが変わっている、ということも、結構あるのではないかと思うのですが、まぁそんなブログだと思ってご勘弁ください。

タイトルのとおり、日常におけるリスクについて考えてみたいブログなのですが、今回以下にかかげるテーマは、日本の日常から大きく離れているように感じるかもしれません。しかし、あえて書く理由が2つあります。

ひとつは、大きな悲劇も小さな悲劇も決して我々に無関係ではなく、日本の川は大海を通じて世界とつながっているからです。激動の時代ゆえに、“想定外”はいつ身近で発生するかも分かりません。あらゆる事態に備えるのは無理だとしても、想像しておくだけで、いざという時には行動が異なると考えます。

もう一つの理由は・・・他に書くことが無かったから、です。


さて、アフリカ大陸のウガンダでエボラ出血熱発生が疑われていましたが、発症が確認されたようです。
エボラは口、目、皮膚など体中の穴という穴から出血し死に至る(致死率53~88%)怖い病気。

ほぼ、アフリカ中央部で発生している。今回もアフリカ中央部、ウガンダで確認された。
エボラ出血熱発生の分布.gif
※図1. エボラ出血熱発生の分布


アフリカが抱える問題は、深く、大きく、そして複雑で、言いようもなく悲しい。

例えば、アフリカを取り巻く問題に、内乱・内戦、ジェノサイド(民族浄化、すなわち民族に対する徹底的な大量虐殺)といったものがあります。前にも指摘しましたが(「雑感」)そういった類の問題は、大抵ニュースではスル―。北アフリカ・中東での民主化デモなどはあんなに大きく取り上げられているのに。

アフリカの国境を上の地図で見てみると、きれいな直線であるのに気がつきます。民族、宗教、地理地形に関係なくひかれた国境線であることは、すぐに感じ取れるでしょう。かつての列強による支配の爪痕です。その勝手な分割ラインが、現在の民族紛争を生んでいます。また、現在でも資源などをめぐり、これら紛争の陰に大国の意向が見え隠れしていると感じるのも、あながち考えすぎとは言えないのではないでしょうか。


少し古臭い考えですが、ハリウッドで映画化されるものというのは、アメリカの国策に無関係ではないと感じています。こんなレトロ思考で見ていると、例えばソーシャルネットワークの映画化がありだいぶ流行していましたが、あれも国策に沿ったものであると感じ、北アフリカ・中東の民主化運動が世界中に大きく伝えられていたのとは無関係ではないと感じています。対テロにも効果を発揮しているようですが。

反対に、それゆえにあまり流れてこない情報というのもあります。意図的に出さないのか、あるいは情報の受け手に関心がないだけなのかもしれませんが・・・。


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