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日経平均が大幅下落 [経済・家計・生活]




今日は日経平均株価が大きく下がったようです。
・610円安の1万4008円47銭=4日の平均株価(時事)
今年の1月からNISA=日本版・少額投資非課税制度がスタートし、株式投資への注目が集まった矢先の下落。昨年はアベノミクス&東京五輪決定で日本株は大きく上がりました。その様子を見て投資に興味を持ち、NISAを利用した株式投資でも始めようか・・・そんな雰囲気に水を差す大きな下落です。

これが調整で終わるのか、それとも懸念されていたアメリカ&中国を中心とした世界同時株安に火をつけてしまうことになるのか、今後しばらく気になるところです。

私自身も株式投資はやっていて、NISAにはとても興味があります。

昨年、NISAが始まるということで、資金の一部を高配当の銘柄にまわそうかと考えていたところ。
目をつけた銘柄は、地方都市の市場に上場する某サービス業。配当利回りは3.5%以上ありました。

権利確定日(配当がもらえる権利が確定する日。その時点で株を持っている人が配当をもらえる)を過ぎると、通常その株価は下落します。配当狙いで買っていた人がひとまず利益確定で売り、次の配当まで時間があるので買う人も少なくなるからです。
で、私は配当落ちを狙って安く買おうかとウォッチしていたのですが、その日の売気配を見ていると、膨大な量の売りが出ていました。多少下がるどころではなく、暴落するほどの量です。
結局、その大量の売りは実際に出されることなく、引っ込められ、暴落にはいたりませんでした。しかし、地方市場という流動性のない市場のなかで、大量に売ることのできる存在がある、という事実に怖くなり、その株の購入は見送りました。

昨年のクリスマス前後の時点で、その銘柄の株価は1000円前後。
1月の初めには、1700円を超えます。

およそ10日間で7割の上昇。

ところがその後、下落。
このところ、1,200円前後で推移しています。

果たしてこれから上がるのか下がるのか。

私は完璧に傍観者です。


昨年は株式投資にいい年だったので、私もだいぶ恩恵を受けました。
ですが、ほとんどを秋の時点で処分していて、今はノンポジションです。その後上がった銘柄も多かったので少し悔しい思いもしていますが、自分自身として先の判断がつかないので、手を出さないことにしています。

思うに、買うタイミングというのは非常に大切。
山道を運行するバスで、今乗り込もうとしているのは山頂へ向かうバスなのか。
それとも、ふもとに向かうバスなのか。

山頂に向かうバスであれば、多少のアップダウンがあったとしても、そのうち儲かります。
しかし、ふもとに向かうバスであれば、うまくタイミングを見て売り買いしないと利益を出すのが難しい。

買うタイミングは大切ですが、売るのはとても難しいものです。


株価については、企業業績の好調さを背景に上がる、政府の年金基金を使った買い支え、アメリカ経済の好調を理由に堅調に推移する、といったプラスの見方がある一方で、

中国の不動産バブル&影の銀行を発端としたリスク、アメリカの金融引き締めに対する過剰反応、アベノミクスの限界、消費税増税の悪影響など、マイナスの見方もあります。

どちらに転ぶかわかりませんが、株式投資を始めるのなら余裕資金で行うことをお勧めします。

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