SSブログ

3.保険者が保健事業を行う理由 [公的保険]




日本にはとても役に立つ医療保険制度がある。
これがなかなか使える制度だ。

公の制度なので、みんな既に加入済みだ。
有効活用しないともったいない。


民間の生命保険に加入する前に、
健康づくりや運動などを始める前に、
これを知っておくと非常に役に立つのではないか?

ということで、日本人みんなが加入している公的医療保険について調べては、
たまにブログに書いています。


何だか久しぶりになってしまいましたが……

〔過去の記事〕
※0.予告 最強の保険

※1.公的医療保険とは?

※2.保険者の役割

前回は保険者の役割と、
加入する保険者によって受けられるサービス(給付や保健事業)が
異なる、というお話をしました。
(ちなみに、支払う保険料も異なります)

特に保健事業については、保険者によって特色がでます。

ウォーキング大会や運動会といったものから、
健康相談やセミナーなど、色々なものがあります。

健康相談なども、対面での相談だけでなく、電話やウェブを活用した
サービスなどもあるようです。

健康維持や健康づくりに関心のある人にとって、
自分が加入する保険者がどのような保健事業を行っているのか、
どのような給付を行っているのかを知ることは、
非常に意味があることだといえます。

私の友人は健保が提供する保健事業をよく利用しています。
歩数を競い合うゲームに参加して楽しんだり、
また家族が大きな病に倒れた時には、
精神的にも資金的にも、また実際の治療面でも
助けてもらったようです。

これを知らないのは非常にもったいない。
そう言っていました。

ところで、なぜ保険者はお金をかけてまで保健事業を行うのでしょうか。


その理由は加入者に健康になってもらいたいからです。

加入者が健康であること。
病気になったとしたら、初期の段階で発見して、
はやく元気になってもらうこと。

そうすれば、保険者にとっては、
結果として支払う医療費を減らすことができます。


すると、保険者の財政基盤が安定する。
そうなれば、保険料は少なくて済むので、保険料率が下がり、
私たちが支払う保険料も減る。

こうなればプラスのサイクルがまわり始めます。
私たちと保険者の利害は一致していると思いませんか?

保険者は私たちの健康づくりの心強い味方なのです。
ぜひ有効活用したいところです。



nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。