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新しい5大疾病 [メンタルヘルス]




※精神疾患追加「5大疾病」に=患者増加で、重点的に対策-厚労省(時事)

「厚労省によると、うつ病などの精神疾患の患者は増加し続けており、2008年度に323万人となるなど、従来の4大疾病の患者数を上回っている。また、年約3万人に上る自殺者の9割は精神疾患に罹患(りかん)していた可能性があるとされており、09年に糖尿病で死亡した1万4000人の2倍に達していた。」

国民病、となると悲しき問題である。

5月に跳ね上がった自殺者数は、6月にはやや落ち着いた様子だが、それでも昨年同月比で7%程度上回っていて、相変わらず高水準といえる。

※自殺者数、月間(警察庁)

長らく2万人台で推移してきた自殺者数が、平成10年以降、3万人超えは続けている。
いかに減らすか、3万人以下にするかが課題となっていた。
しかし、このままでは4万人超えということもあり得るのかもしれない。

これもひとつの国難であると思える。

ますます、企業でのメンタルヘルス対策の取り組みは重要なものになるのではないか。


いっぽうで、こうした数値の発表というのは気をつけて見なければならないと思う。
人口ボリュームの位置によって増減は変動するし、その疾患に対する新薬ができたり、あるいは薬のマーケティング活動が活発になったり、施策や政策によっても変動する。
というような一面もある、と思う。


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