アルツハイマー病 [今日のシグナル]
アルツハイマー病は症状の出るずいぶん前から、脳を損傷し始めているという記事がウォールストリートジャーナルに出ていた。
※アルツハイマー病、発症以前から脳にダメージ(WSJ)
「アルツハイマー病の「サイレント・フェーズ(沈黙期)」が、症状が出る数年前、あるいは数十年前から脳を損傷し始めているという新たな見解が、研究によって裏付けられつつある。」
記憶障害が出る頃にはかなり進行した状態であり、その時点で回復を求めても難しいという。
そのため、現在アルツハイマー薬はいくつかあるが、それらは病気の症状を数カ月改善するだけだ。
初期の時点で介入することができるようになれば、進行を十分に遅らせたり回復させたりすることが可能になるかもしれない。
今後の進展に期待したい。
タグ:アルツハイマー
2011-08-06 10:30