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自宅キッチンで原子炉を [今日のシグナル]






昔から映画などで、企業やマッドサイエンティストが悪事をはたらき、世界を混沌へつき落とすという設定はよくあるものだった。

先の大地震とそれによる原発事故では、いち企業による事業が、日本いや世界を不安の渦に巻き込むというさまを、我々は目撃することになった。

科学技術の発展は、ひとつの企業が世界に大きな影響力を持たせてしまうようになったんだな、と思っていたが、この記事の内容はそれどころではない。

「スウェーデンで7月末、自宅アパートのキッチンで原子炉を作ろうと試みた31歳のスウェーデン人男性が、警察に一時拘束された。4日、AFPの取材に応じたこの男性は、原子炉作りは「ただの遊び」だったと語った。」

彼は行おうとしている実験が法に抵触しないかどうかを関係省庁にメールで問合せ、今回の件が発覚した。
あっけらかんとしており、やっていることは非常識且つ大問題だが、本人のコメントからは大きな悪意は感じない。
しかし、何だか大変な時代になったものだと感じる。

何らかの意志をもった組織が力を持とうと考えた場合、それは簡単なことなのかもしれない。


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