SSブログ

デモの発展 [犯罪・事故・防犯]




人は集団になると過激な行動を取り始める。



この事件の事のほったんは、29歳の黒人男性が警官に射殺されたこと。
この黒人男性がいたのは低所得者地域で、多様な人種が集まっている。
警察は黒人居住区の銃犯罪を捜査していて、29歳黒人男性は警察に追跡中に射殺された。
この事件では警官1人も撃たれ、負傷した。
銃撃戦だったのかもしれない。

この警官による射殺事件に抗議して行われたデモが、冒頭記事にあるように暴動へと発展してしまった。

当初、3時間程度はいたって平和的なデモだったという。

ところがデモ隊のなかのごく少数の若者が、暴徒化しはじめる。
火炎瓶を投げつけ、パトカーを通りの中央へ引きずり出した。

やがて暴徒は集団化する。

店舗を破壊し商品を略奪、建物に放火をして暴れ出す。

警官も多数負傷。逮捕者は50人以上になっている。

この事件の背景には、キャメロン政権発足後の財政赤字削減に向けた緊縮財政と増税があると思う。
失業率が非常に高く、若者にうっぷんがたまっている。

デモなどが行われると、本来の趣旨と異なる輩が紛れ込むことがある。

思想や政治的利用をしようと考える人間もいる。
単に日頃たまっているうっぷんを晴らしたい人間も混じる。
或いは、集団心理による影響で、次第に過激な言動をとる輩が出始める。

デモ主催者は、デモの趣旨から外れる“勢力”から、いかにデモを守るかが重要だと思う。
デモが過激化、暴徒化するのは、政治利用か若者のうっぷんが多いように思う。

日本ではどうか。

直近で起こったデモでは、原発かフジテレビが話題になっている。
※お台場騒然、「韓流やめろ」コール フジ批判デモに子供含め多数

日本では、暴徒化など現時点ではなさそうだ。
参加は自由だが、しかしそれでも子連れはやめた方がいいと思う。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。