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「危ないから動くな」は正しいのか? [犯罪・事故・防犯]

事故からかなりの日数が経過し、心配されている韓国の旅客船沈没事故ですが、事故発生当初、船内でのアナウンスでは「動かないように」という指示が出されていたといいます。

危機発生時にはパニックを恐れ、このような指示が出されることが多い。


日本でも、震災時の原発事故の際には似たような現象が見られました。パニックになることを恐れた専門家、マスコミなどが情報を出さないように動いた、という事が起こっていました。

思うのですが、パニックにならないように落ち着くことと、情報を与えず安全だからと言って動かないようにすることは、まったく別物だと思われます。

確かに、パニックが発生して統制が効かなくなり、無秩序状態になってしまうのが一番怖い。
しかし、パニックになることによって発生する被害だけでなく、逃げ遅れたり逃げなかったりすることによる被害も割と多いのです。
生き残る判断 生き残れない行動

「生き残る判断~」という本では、人間は危機に出くわした時、動きがにぶくなるという現象が紹介されています。行動、動きが緩慢になるのです。人間がまだ肉食動物に襲われていた時代の本能がそうさせるのかもしれません。命を奪われかねない脅威の存在に直面したとき、下手に動くと命に関わります。肉食獣と対面したとき、飛び出したり逃げ出したりすれば襲われかねません。じっと息を潜めてやり過ごす事が有効である場合も多かったでしょう。

しかし、現代は違います。

事故や災害に直面したとき、いかに迅速に行動できるかは非常に重要です。もっとも、パニックになってはいけませんが・・・。



それにしても、こういう事故があると毎回思うのですが、やっぱり危機に対する心構えって重要だな~と思うわけです。

面倒かもしれませんが、旅客船に乗る際には事故の際の行動をまず確認する、というのは必要です。
飛行機に乗るときも、出発前に救命着や酸素マスクの使い方を説明されますよね?私も含めほとんどの人がスルーしていると思いますが、やっぱりしっかり聞いておかないといけないといけないなと反省します。ワガママを言えば、もう少し興味を持ってもらうように臨場感あふれる説明してくれてもいいかもしれません。

あの船の乗客たちは、救命胴衣やボート、出口の場所などを知っていたのでしょうか?

学校などでの火災訓練がそうであるように、予防や訓練というのは、次第に骨抜きになっていきます。渓流川下りの事故は数年毎に起きていますが、そういった事故が起きた直後は、救命胴衣は小さな子どもであってもちゃんと装着させるよう指示が出されます。

昨年、とある渓流川下りに参加したのですが、乗船した中に2~3歳くらいの小さな子どものいる親子がいました。小さな子どもを乗せていいのか、という議論は置いておきましょう。
この船には、このような小さな子ども用の救命着も用意されています。
しかし、船頭さんはその親子に対し、
「子どもが泣いてぐずるようでしたら、ちゃんと着せなくてもいいですよ、できれば羽織っておいてください」
と説明してるではないですか。

万が一の事故があったらどうするのか。

きっと泣いてぐずる子どもが多いのでしょう。
そうすると、せっかくの観光、川下りが子供の鳴き声で台無しにされてしまう。そう考えたのかもしれません。

しかし、いざ事故が起こった場合を考えると、事の重さが比較になりません。

胴衣を着せて泣いてしまうようなら遠慮してもらうとか、子どもが泣かないように胴衣にキャラクターをくっつけるとか、他に選ぶべき方法、あるいは考えるべきアイデアはあると思うのですが・・・。

ともあれ、このような不幸な事故は出来る限り減らしていきたいものですね。

生き残る判断 生き残れない行動

生き残る判断 生き残れない行動

  • 作者: アマンダ・リプリー
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/12/17
  • メディア: 単行本



人はなぜ逃げおくれるのか―災害の心理学 (集英社新書)

人はなぜ逃げおくれるのか―災害の心理学 (集英社新書)

  • 作者: 広瀬 弘忠
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/01
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逃げ遅れる人々[DVD]一般版: 東日本大震災と障害者 (<DVD>)

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  • 作者: 飯田 基晴
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
  • 発売日: 2013/02/15
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タグ:事故

狙われない方法 [犯罪・事故・防犯]

三重の中3女子生徒強盗殺人事件で、卒業式を終えたばかりの男子高校生が逮捕されました。周囲からの評判も悪くなく、彼を知る人間からは「信じられない」との言葉も聞こえてきているようです。
前日に高校卒業式…少年の同級生「信じられない」
・元野球部員(18) 「みんなに慕われる性格」
・同級生の女子生徒(18) 「誰とでも話せる性格で、文化祭や体育祭も頑張っていた。うそだと思いたい」

人に対する評価は多面的なものなので、中には悪い評価を下す人もいるかもしれません。が、現時点のところ、周囲からの評判はよいようです。

このような事件が起こると、時に容疑者に対して「そういう人には見えなかった」という周囲の人のコメントが出てくることがあります。実際、普段の生活の中では“普通の人”だったのかもしれない。しかし、私たちは1つだけ注意しなければいけないことがあります。

それは・・・

悪人は、見た目で教えてくれるとは限らない

ということ。


厳つい顔をしていても、柔和な顔をしていても、イコール中身とは限らない。
確かに外見や表情には、その人の内面を表している場合もあります。
しかし、そうでないケースも非常に多い。

善人面だろうが悪人面だろうが、美男だろうが美女だろうが、見た目と中身は同じとは限らない。


神父や妊婦や警察官が凶悪な犯罪者になることだってあるのです。


このような犯罪者から身を守るためには、シンプルな2つの方法しかありません。

・狙われないこと・・・人気のない夜道を避ける、安易に個人情報をさらさないこと、等

・防ぐ準備を怠らないこと・・・施錠、防犯ブザーの準備、等


一番重要なのは「狙われないこと」で、要するに隙を見せないといいますか、隙のできる状態をつくらないようにする、と言いますか・・・。

また、理解しておいた方がいいこととして、犯罪者は人気の多い場所で被害者を物色する事が多い、ということです。獲物を狙うハンターが、獲物の出没地域で張って狙いをつけるように、ショッピングセンターやコンビニなど“ひと気のある明るい場所”でターゲットを見つけて、その後、人気のない場所(夜道や家など)で襲う。そういうケースは非常に多いのです。

当たり前といえば当たり前で、人気のない場所にずっといたら、もしかしたら襲う人を見つけられないかもしれないわけで、だからハンターは水辺で狙いをすませるわけです。

同じく、ハンターは堂々と、その姿と銃を獲物の前で披露することはありません。
隠れ、まぎれ、姿を見せないように、ハンターの存在に気がつかないように注意をし、襲う瞬間に姿を見せます。犯罪者が普段から周囲に犯罪者であるとアピールしないのと同じように、自分はハンターではないと装います。

常時、警戒心を上げ続けるのは難しいものです。なので、要所要所で気をつけて、狙われる隙を見せないように気を配る、それが重要なのではないかと思います。

犯罪は予測できる (新潮新書)

犯罪は予測できる (新潮新書)

  • 作者: 小宮 信夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/09/14
  • メディア: 単行本



良心をもたない人たち (草思社文庫)

良心をもたない人たち (草思社文庫)

  • 作者: マーサ スタウト
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2012/10/04
  • メディア: 文庫



死ぬほど縁を切りたい人がいる場合 [犯罪・事故・防犯]

群馬県で起きた、車の中で女性が銃で撃たれて死亡した事件。容疑者(死亡)からストーカー被害を受けていました。さらに今回、被害者家族の車から覚せい剤が発見されるという嫌がらせを受けていたこともわかりました。この嫌がらせも、この容疑者によるものだったのか・・・?


本当に最近はストーカー被害が増えている気がします。
つきまとい、脅迫などの異常な行動をする人間からは一刻も早く離れるべきですが、相手はしつこく追ってくるのですから、縁を切るのもなかなか難しいかもしれません。少し前のブログでも書きましたが、話し合いうことは大事だとしても、分かり合うことは難しいかもしれない。その前提に立つべきかもしれません。

さて、このような悪縁の悩みに苦しまされる人が多いせいか、世に言う「縁切寺」などは盛況のようです。この手の「縁切り」を祈願する場所は幾つかあるのですが、今回はその中の1つをご紹介しましょう。

それこそ、神仏にでもすがりたい程、縁を切りたい人のいる、あなたのために。

都内で縁切りというと「お岩さん」関連の寺などが有名ですが、それとは別に、板橋にある「縁切榎(えのき)」は小社の割に何度もテレビに取り上げられるほどで、ちょっとした観光スポットのようになっています。

とはいえ、町すみにある小さな社ですから、混み合うほどではありません。

場所は、板橋区本町18。都営三田線、板橋本町駅から徒歩5分ほどのところにあります。この「縁切榎」は江戸時代から有名で、将軍家に嫁ぐ御一行も迂回したというほどです。悪縁を切り、良縁を結ぶということ。

狭い境内にはところ狭しと絵馬が奉納されているのですが、そこには色々なことが書かれています。

・夫と別れたい
・近所のあの家の人間と縁を切りたい
・あいつとは同じクラスになりませんように
・不倫相手が離婚しますように
・あのストーカーと縁を切りたい

社務所もない小さな社なので、絵馬は近所のお店(3店舗)で購入できるそうです。


どうしても縁を切りたい相手がいる。
しかも、ストーカーの事件のように、色々と実害が出始めている。
そんな相手がいれば、一度お参りしてみてください。

無論、お参りだけで済まさず、警察に相談するなり現実的な手段も行使しましょう。

良心をもたない人たち (草思社文庫)

良心をもたない人たち (草思社文庫)

  • 作者: マーサ スタウト
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2012/10/04
  • メディア: 文庫



ストーカー・DV被害にあっていませんか?

ストーカー・DV被害にあっていませんか?

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中央経済社
  • 発売日: 2011/03
  • メディア: 単行本



おひとりさまの防犯術―女子必携 これ一冊で泣き寝入りナシ!

おひとりさまの防犯術―女子必携 これ一冊で泣き寝入りナシ!

  • 作者: 平塚 俊樹
  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本



犯罪者はどこに目をつけているか (新潮新書)

犯罪者はどこに目をつけているか (新潮新書)

  • 作者: 清永 賢二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 単行本



タグ:ストーカー

話し合いで解決する、なんて思わない方がいい。 [犯罪・事故・防犯]

群馬県で女性が射殺死体となって見つかる事件がありました。犯人も捕まっておらず、経緯や犯人も明らかになっていませんが、この女性は直近までストーカー被害にあっていたことがわかっています。

日々の犯罪ニュースを見ていると、相変わらずストーカー事件の多いことに気付かされます。

自分の勝手な思いや感情で相手の命を奪ってしまう。ストーカーにせよ無理心中にせよ、なんと身勝手なことでしょうか。


さて、私たちが日常生活をおくる中で人間関係のトラブルを抱えてしまった場合、“話し合えばわかる”と思ってしまいます。それは一見正しく、また実際に多くの場合は話し合いによって解決することも多いと思います。

しかし、注意しなければいけないことが1つあります。

それは、

いくら話し合っても通じない相手がいる

ということ。

生まれ持って悪い人間などいない。好きで悪事をする人間などいない。だからこそ、相手を理解し、受け止めてあげれば相手は変わるかもしれない。

あるいは、ちゃんと誠意をもって話し合えば、相手もわかってくれるかもしれない。

理解しあえるというのは、同じ人間としての共通の世界観が必用です。理屈の異なる思考回路を持つ他の生物には通用しません。

ところが、同じ人間だから・・・では通用しない人間もいるのです。

それは、いわゆる「良心を持たない」という人々。
アメリカの場合、人口の約4%(※)ほど存在していると言われています。

つまり、25人に1人の割合です。


良心をもたない人たち (草思社文庫)


良心をもたない人たち (草思社文庫)


良心を持たないのですから、良心に訴えかけても仕方ないのです。
極論ですが、同じ人間だという認識でいると大怪我をするかもしれません。外見は人間だけと、別種の何かである、と。

このような良心を持たない人に出会ってしまったら、どうすればいいのか。
先ほど上げた書籍の著者、マーサスタウト女史はこう言っています。

「一刻も早く、遠くへ逃げること」

世のストーカーの全てが「良心を持たない人」だとは言いませんが、話し合いという解決手段がまったく聞かない人間もいる、ということは覚えていたほうが良さそうです。

※文化の違う日本の場合、もう少し少ない割合ではないかと言われています。

子供を狙った事件 [犯罪・事故・防犯]

最近、子供の連れ去り、誘拐といった事件が多いですね。
未遂に終わったり、早期解決に至った事件もありますが、それらの下には多くの未解決事件、あるいは表面化していない事件というのもあると思います。

少し話がそれますが、この「殺人犯はそこにいる」は、北関東の連続幼女誘拐殺害事件を取り扱った本ですが、一読の価値ありです。

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

  • 作者: 清水 潔
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/12/18
  • メディア: 単行本



子供を狙った犯罪には、地域や、犯罪者の身近にいる人間たちの“監視する目”がとても重要だったりします。また、捜査の過程で防犯カメラなどもとても役立っています。
防犯カメラについては、プライバシーの問題などが指摘されることがありますが、そういった運用の問題をクリアできれば、とても有用な道具になると思います。

これらの“監視する目”がない頃、つまり大昔は今よりも未解決事件・表面化しない事件というのが多かったのではないでしょうか。

いわゆる神隠しです。

連れ去り、誘拐なども、人の目の死角がたくさんあったでしょうから、今よりも容易だったでしょう。
しかし、その分、人同士の関係が密であるため、それが事実かどうかを別として、噂というのは立ちやすかったかもしれません。

実際は事故なども多かったのではないでしょうか。

かつて、関東のあたりでは湖沼がたくさんありました。
東京や埼玉にも沼地が多くありました。

沼地というのは、泥が多く、溺れてしまうと泥の深くに沈んでしまう場合があります。そうすると長く発見できないということもあったでしょう。

ともあれ、事件にしろ、事故にしろ、できるだけ死角をなくす必用があります。

犯罪者がターゲットを狙うことを防げなくとも、犯罪を実行することを防ぐ、または早期に救出できる必用があります。

犯罪を起こりにくくするにはどうしたらいいか。
どうしたら、そんな環境ができるのか。
今一度、考えてみる価値があると思います。

呪いの作法 [犯罪・事故・防犯]

突然ですが、素人でもできる呪いというのが色々とあります。

代表的な例でいえば「呪いのワラ人形」、すなわち丑の刻参りです。神社の御神木などに、神霊や明王などの力を借りつつ、藁人形を呪いたい相手に見立てて釘を打ち付けます。写真が誕生してからは、写真に打ち付けるという例も増えたようです。

丑の刻参りの他にも、逆さ文字をしたり、あるいは言霊信仰のある日本ならではの言葉の呪いなどもあります。言霊とは、言葉として出すことによって実際の現実に影響を与える力があると考える信仰で、例えば、不吉なことを言ってはいけない、縁起でもないことは言わない、というような事が、日本人の心の奥底に染み付いて残っています。

呪いの何がそんなに恐ろしく感じるかというと、呪いそのものの現実に対する影響力というよりむしろ、自分自身のそこまで恨んでいる人間がいるという事実そのものに、言い知れぬ恐怖を感じるのではないでしょうか。

正体不明の誰かが自分の不幸を願っている。何かされるかもしれないという不安。社会性の身につけた我々の本能に訴え掛ける見えないリスク。


インターネットの広がりとともに、SNSが随分と浸透していますね。誰でも使えるというのがネット、SNSの良さであり、であるがゆえに広がっているのですが、これが最近では小学生にまで及んでいるという。

学校裏サイト。出会いの場ともなっているゲームやSNS。

それらに、たまに書き込まれる罵詈雑言や悪口。
悪口を書かれるというのは、それ自身、言霊的にも呪いが発動しているのと同様で、書かれた方としては大きな不安を抱えることになります。

書いたほうがたとえ軽い気持ちだったとしても、書かれた方の精神的負担はとても大きい。

なにせ、この日本では、呪いを恐れて遷都(都をかえること)を何度もしているし、呪いを禁止する法律まで、過去には出されているのです。それほどの恐ろしい威力があるということです。

恨み妬みの魑魅魍魎が跋扈する政治の世界ともなれば、とある話によると中曽根元総理などは、複数の霊能者を雇っていたという噂もあります。

昨今ではさすがに法律で呪いを禁じようとはしませんが、しかしながらネットでの誹謗中傷はどんどん厳しくなってきています。相互の幸せのためにも、悪口は書かない方がいいでしょうね。

ネットのバカ (新潮新書)

ネットのバカ (新潮新書)

  • 作者: 中川 淳一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/07/13
  • メディア: 新書



呪い方、教えます。

呪い方、教えます。

  • 作者: 宮島 鏡
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 単行本



タグ:呪い

追突事故を故意に誘発、個人タクシーの当たり屋 [犯罪・事故・防犯]

非常に悪質な「当たり屋」の存在が話題になっている。
黄色信号で急ブレーキを踏んで後続車に追突させ、示談金名目で金銭を要求するというもの。黄色信号で渡ってしまおうと車間距離を縮めてしまう心理を利用し、急ブレーキを踏むのだそうだ。

この当たり屋は個人タクシーらしく、そしてターゲットの多くは同業者のタクシー運転手で、一部一般人も被害に遭っている可能性があるらしい。

・絶句「当たられ屋タクシー」 同業者警戒、立件は?(産経)
「タクシーを主なターゲットにし、急ブレーキを踏んで追突事故を誘発、示談金名目で金銭を要求する「当たり屋」行為を特定の個人タクシーが繰り返している疑いがあるとして、社団法人「大阪タクシー協会」(大阪市中央区)が加盟する各タクシー会社に文書で注意喚起していることが27日、分かった。特定のナンバーも明示して同業者を“告発”するのは極めて異例という。」

追突事故を起こしてしまうと、原則、追突した方に100%の過失割合が課され、たとえ想定外の急ブレーキだったとしても、軽減される過失の割合は低いそうだ。また、故意である立証も困難だという。

悪どいですね。
微妙なところを突いてきます。


確かに、車間距離をしっかりと取っていれば問題のないこと。
また黄色信号だからといって車間を詰めたり、スピードを出したりというのは、本来であれば危険であること。
それはその通りなのですが、だからといって事故を誘発させていい理由にはなりません。

他の車や歩行者が巻き込まれる可能性もあります。

記事によると該当の車のナンバーまで特定できているようなので、何らか立件されるのを期待したいところです。


そのうち、模倣する輩が出てくるような気がします。
車の運転には気をつけましょう。

事故がなくならない理由(わけ): 安全対策の落とし穴 (PHP新書)

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  • 作者: 芳賀繁
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 新書



旅行安全、飛行機事故への防衛策。最強の神頼み。 [犯罪・事故・防犯]

7月も後半に入り、学生たちは夏休みシーズンに突入です。
そして大人たちも、これからお盆休みを迎えるにあたって、夏期休暇をとる方も多いのではないでしょうか。

まとまった休みとなれば、多くの方が旅行に行かれるでしょう。
遠方へ足を伸ばす場合は、飛行機を利用されると思います。

ところが最近、ソウル発のアシアナ航空の旅客機がアメリカ・サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗、炎上し、死亡者の出る事故がありました。
また、航空事故というのは、確率的にはとても低いものの、たまに起きていて、不安に感じられる方も多いかもしれません。

座席を選ぶ際に安全な場所は?

あるいは、

安全な旅客機は?

ということを心配される方も多いと思いますが、ここではちょっと別の角度から、この不安打ち消しを狙いたいな、と思います。

別の角度、というと・・・・・・?

ずばり、神頼みです(笑)

飛不動というのをご存知でしょうか?

空飛ぶお不動さまと呼ばれ、ちょっと変わったご利益があります。
なんと、飛行護。

お寺のウェブページにある縁起から、ちょっと転載。

「創建時より「旅人の守り本尊」として広く信仰されてきましたが、近年航空機の発達と空飛ぶお不動さまとが結びつき、現在では航空関係に携わ人々や、旅行される多くの人が、航空安全と道中安泰を願い参拝されます。当寺では飛不動尊の由来から、空の交通安全と道中安泰、旅行安泰を特に祈願した「飛行護」を授与しております。」

そもそも、なぜ飛不動か?
その由来は次のとおり。

「創建後まもなくのことです。この寺の住職が修行のため、ご本尊のお不動様を笈で背負い、はるばる大峯山まで運んだ事がありました。江戸の寺ではご本尊が留守の間、お不動様の分身を携えた人々が集まり、お不動様を観想しそれぞれ一心に祈りました。すると、お不動様は一夜にして大峯山から江戸に飛び帰り、祈った人々の願いを叶えて下さいました。以来「空を飛び来て、衆生を守りたもう、お不動様」飛不動尊と呼ばれるようになりました。」

・飛不動

面白いですね。
パイロットや航空関連の人たちからの信奉もあついようです。
飛行護やステッカーなども授与していただけます。
寺の場所は東京都台東区の入谷のあたりですが、遠方で行けない場合も大丈夫。通販(?)で授与していただくことも可能です。

「落ない」ということで、受験合格の祈願も多いのだとか。

興味のある方は、ぜひお参りにどうぞ。

上野で起こったひったくり事件の映像 [犯罪・事故・防犯]

6月に、東京・上野の商業施設で、高齢女性がひったくりの被害にあったらしい。
その報を伝えるニュースでは、バッチリと容疑者の顔が映っている。

こちら(↓)です。
・ひったくり容疑者の映像公開=80代女性のバッグ盗む(時事)

犯人はわりと若く見える。
20代~30代のサラリーマン男性。

上のリンク先では、女性のバッグを奪い取るシーンが動画で見られる。

捕まるのも時間の問題だと思う。
卑劣な犯人の早期逮捕を願う。
タグ:ひったくり

子供を狙う犯罪から、いかに守るか。 [犯罪・事故・防犯]

東京の練馬や埼玉で、小学生を狙った通り魔的犯行が多発したり、茨城で強制わいせつ目的での障害事件が発生したりしています。
・強制わいせつ致傷容疑で送検=女児暴行で30歳男-茨城(時事)

夏休みを迎えるにあたって、子ども達を狙う危険な犯罪からどのように守るべきか。
子供を持つ親にとって、また地域社会の安全・安心面から考えてもとても重要なテーマです。

すべての危険から守ることは不可能だとしても、リスクを下げるいくつかの方法があります。

1つは、周囲の「眼」を強化すること。
すなわち、地域社会が見守ることです。

地域社会が「見ているぞ!」というのを積極的にPRする看板を随所につけるのも1つの方法ですし、ある程度の抑止にもつながると思います。この場合、より具体的に看板にメッセージを書き込む方が効果的なのではないかと感じます。
例えば、
「●●地域では、子ども達の安全を守るために通行人への声かけ運動をしています。ご理解・ご協力お願いします」
「見逃しません!地域住民による不審者見回り活動 強化中」

当然のことながら、看板だけでは効果は弱いので、実際に人を巻き込んでの活動が必要になります。
地域ボランティアによる見守り隊や、交通誘導の配置。
先生やお巡りさんの自転車パトロール。


さらに、子ども達自身にも、危険への対処や自覚を促すことが重要になります。
防犯ブザーを持たせたり、使い方を教えたり。最近ではGPS携帯も、家族割などで安価もしくは無料で契約できるので、検討してみてはいかがでしょう。

ひと気の少ない場所を通らないことや、暗くなる前に帰宅することも徹底したいところです。
親子で散歩しながら、どんな場所が危険なのかを教えたりするのもいいと思います。

防犯先生の子ども安全マニュアル

防犯先生の子ども安全マニュアル

  • 作者: 清永 賢二
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2008/04/10
  • メディア: 単行本



幼い子どもを犯罪から守る!―命をつなぐ防犯教育

幼い子どもを犯罪から守る!―命をつなぐ防犯教育

  • 作者: 岡本 拡子
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本



親子で読もう!子どもの安全ブック

親子で読もう!子どもの安全ブック

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2011/02/10
  • メディア: 単行本


しかしながら、実際のところ、リアル世界で犯罪に巻き込まれるより、ウェブの世界で危険にさらされることの方が多いのかもしれません。
しかも、バーチャルの世界での危険は、親が気づきにくい側面もあります。
この方面でのリテラシーを高める必要もありそうですね。
タグ:子ども 犯罪
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