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人類が2000人まで減った時、何があったのか。 [今日のシグナル]






現在、世界の人口は70億人。今世紀末までに100億人に達するといわれる我々人類ですが、約7万年前には人口が世界で2000人程度になるという、絶滅の危機にさらされた時代がありました。


今となっては信じられませんね。

原因は火山の爆発による気温低下だったと言われています。


冒頭の、今回の記事によると、1万2900年前にも、気温低下による人類の危機があった、ということです。


このところの時流では世界は温暖化に向かっていると言われていますが、むしろ逆に“地球が冷える”という可能性も考えられます。

これまでの人類の歴史をひも解けば、寒い時期に、我々は危機に瀕している。


1600年代後半から1800年代にかけて、地球は少し寒い時代だったと言われています。そのとき、やはり世界は停滞した。暗い時代のイメージがありますよね。日本でも江戸の四大飢饉が発生しています。

・寛永の大飢饉(1642~1643)
・享保の大飢饉(1732)
・天明の大飢饉(1782~1787)
・天保の大飢饉(1833~1839)


さて、冒頭の記事は1万2900年前の、彗星衝突による気候変動を示唆しています。
また、さかのぼって人類が2000人まで激減した7万年前は、火山噴火が引き金でした。


では今後、そのようなことが起こりえるのでしょうか?

最近までよく指摘されていたことの1つが、太陽黒点活動の低下、つまり太陽の力が弱まっているという現象です。最近は活発になりつつあるようですが、本来ならそろそろ(2012~2013)ピークを迎える時期です。


もう1つの心配の種は、火山の噴火でしょうか。
日本にいるからかもしれませんが、地面の下の活動が活発になっているように感じてなりません。



地球が冷える、ということはあるのか?

“寒冷化”、つまり氷期への突入という可能性を論じているのが下の本です。

私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~ (廣済堂新書)

私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~ (廣済堂新書)

  • 作者: 長沼 毅
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 単行本



温暖化も怖いが、寒冷化も怖い。
上の本の著者、長沼先生によると、氷期に突入した場合、東京あたりが今の北海道と同等になるかもしれない。

北半球の多くは厚い氷の下に埋まってしまう可能性があるという。


私たちはそんな環境に、うまく適応できるのでしょうか?

私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~ (廣済堂新書)

私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~ (廣済堂新書)

  • 作者: 長沼 毅
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 単行本





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