カンボジアの子供を襲う謎の病気は「手足口病」?日本ではこれからが流行期 [感染症]
「カンボジアでこれまでに50人余りの子供が原因不明の疾患で死亡した問題で、世界保健機関は9日、手足口病の原因となるウイルスが関連している可能性があると発表した。」
このブログでも何度かお伝えしたカンボジアの子どもを襲う原因不明の病気、手足口病の可能性が高いとのことです。
というのも、手足口病を引き起こす「エンテロウイルス71(EV-71)」の陽性反応がでたため。
このエンテロウイルス71型は、髄膜炎や脳炎などの合併による重症化が起こりえるらしい。
・エンテロウイルス71型による手足口病に注意(愛知県衛生研究所)
このエンテロウイルス71型(EV-71)の死亡をともなう流行は、「1997年マレーシア、1998年と2000年には台湾より報告されました。また、中国からは2008年1月から5月の間に61,459名の患者発生(うち36名死亡)が報告されて」いるという。
このエンテロウイルス71は日本でも見られるそう。
手足口病はちょうどこれからがシーズン。
都道府県別では、青森、新潟、福井で多いようです。
カンボジアとは状況は違うかもしれませんが、今後要注意です。
2012-07-10 19:26