日本国内で鳥インフル確認、中東ではマーズが。 [感染症]
日本国内で鳥インフルエンザが発見されたとのこと。
・熊本でH5型鳥インフルエンザウイルス検出(NHK)
「熊本県多良木町の養鶏場で、ニワトリが大量に死に、県が行った遺伝子検査で「H5」型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。」
国内で確認されるのは久々で、私の記憶が確かであれば東日本大震災以前だったと思います。当時、国内の野鳥で強毒型と言われるH5のインフルが発見され、この先あわや国内で定着してしまうのか・・・と心配されていたのですが、その後に東日本を大震災が襲った。で、今回、久しぶりに国内で見つかったわけです。
この型のインフルは、今中国の方で感染者が増えている鳥インフルとは別で、というかそれよりも強力なやつです。感染すれば被害が大きい一方、人への感染は、中国のそれよりも低い、と言えるかもしれません。
感染しにくいのか、感染例が少数しか報告されていないのか、何とも言えませんが・・・。
どちらにせよ、いつも以上に警戒すべき状況ではあると思います。
まずはむやみに野鳥に触れないこと。
そして、野鳥の死骸などには近づかないこと。
鶏肉、卵などは加熱すれば問題ないはずなので、ナーバスになりすぎることはないと思います。
さて、今回の話をまとめると・・・。
基本は鳥がかかるインフルエンザウイルス。
しかし、希に人にも感染することもある。
今回のウイルスは強毒型なので、鳥にせよ人にせよ、感染すると重症になるリスクが高い。
現在の警戒レベルとしては、野鳥や鳥の死骸に触れないこと。
このウイルスが、人間の間で感染するように変異したら要注意、いつ変異するかしないかは分からない。
といったところでしょうか。
ちなみに中東の方ではMERS(マーズ)コロナウイルスの感染拡大が心配されています。
どこもかしこも問題だらけですね・・・。
怖い怖い。
・熊本でH5型鳥インフルエンザウイルス検出(NHK)
「熊本県多良木町の養鶏場で、ニワトリが大量に死に、県が行った遺伝子検査で「H5」型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。」
国内で確認されるのは久々で、私の記憶が確かであれば東日本大震災以前だったと思います。当時、国内の野鳥で強毒型と言われるH5のインフルが発見され、この先あわや国内で定着してしまうのか・・・と心配されていたのですが、その後に東日本を大震災が襲った。で、今回、久しぶりに国内で見つかったわけです。
この型のインフルは、今中国の方で感染者が増えている鳥インフルとは別で、というかそれよりも強力なやつです。感染すれば被害が大きい一方、人への感染は、中国のそれよりも低い、と言えるかもしれません。
感染しにくいのか、感染例が少数しか報告されていないのか、何とも言えませんが・・・。
どちらにせよ、いつも以上に警戒すべき状況ではあると思います。
まずはむやみに野鳥に触れないこと。
そして、野鳥の死骸などには近づかないこと。
鶏肉、卵などは加熱すれば問題ないはずなので、ナーバスになりすぎることはないと思います。
さて、今回の話をまとめると・・・。
基本は鳥がかかるインフルエンザウイルス。
しかし、希に人にも感染することもある。
今回のウイルスは強毒型なので、鳥にせよ人にせよ、感染すると重症になるリスクが高い。
現在の警戒レベルとしては、野鳥や鳥の死骸に触れないこと。
このウイルスが、人間の間で感染するように変異したら要注意、いつ変異するかしないかは分からない。
といったところでしょうか。
ちなみに中東の方ではMERS(マーズ)コロナウイルスの感染拡大が心配されています。
どこもかしこも問題だらけですね・・・。
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- 出版社/メーカー: メディカ出版
- 発売日: 2013/10/23
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マスメディアが報じない 新型インフルエンザの真実 (中公新書ラクレ)
- 作者: 外岡 立人
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/11/08
- メディア: 新書
2014-04-14 18:21
春節を過ぎて、鳥インフルエンザは? [感染症]
今年に入って心配されていた中国での鳥インフルエンザですが、懸念されていた春節を過ぎても感染拡大は見当たらないようです。
ということは、鳥インフルエンザウイルスは今のところ、人人間で感染するような変異をしていない、と考えて問題ないと思います。つまり、基本的に鳥から人に感染するケースはある。しかし、人から人には感染しない。あるいは、人から人に感染することがあったとしても、効率的に感染していく様子は見られない。
ただ、怖いのはこのウイルスが人の間で効率的に感染するようなウイルスに変異してしまうことであり、それが有り得るのか、もしくはいつなのか、わからない。今日明日にでも新種のインフルエンザウイルスとして変異してしまうかもしれないし、ずっとそうはならないかもしれない。
私たちにできることは、常日頃から感染予防の習慣を身につけられるよう習慣化しておくことと、むやみに野鳥などと接触して感染リスク(と変異のきっかけ)を与えないことではないか、と思います。
ということは、鳥インフルエンザウイルスは今のところ、人人間で感染するような変異をしていない、と考えて問題ないと思います。つまり、基本的に鳥から人に感染するケースはある。しかし、人から人には感染しない。あるいは、人から人に感染することがあったとしても、効率的に感染していく様子は見られない。
ただ、怖いのはこのウイルスが人の間で効率的に感染するようなウイルスに変異してしまうことであり、それが有り得るのか、もしくはいつなのか、わからない。今日明日にでも新種のインフルエンザウイルスとして変異してしまうかもしれないし、ずっとそうはならないかもしれない。
私たちにできることは、常日頃から感染予防の習慣を身につけられるよう習慣化しておくことと、むやみに野鳥などと接触して感染リスク(と変異のきっかけ)を与えないことではないか、と思います。
2014-02-28 09:51
韓国でも鳥インフルエンザが。 [感染症]
鳥インフルエンザの人への感染&変異が心配される中国ですが、お隣の韓国でも高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が相次いで発見されるなど、問題が山積という状態に陥っています。
・韓国で鳥インフル、渡り鳥媒介?日本政府が警戒(読売)
「韓国で1月中旬から、食用アヒルや鶏から高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が相次ぎ検出され、全国に拡大する様相を見せている。」
日本海側や韓国の首都圏にも広まっているようです。
韓国での鳥インフル検出は2011年以来とのことですが、この時は韓国で発生後に日本でも感染が置きました。今回も同様になるのではないかということで警戒しています。
日本地図をぐるりとまわし、大陸側を下にして見てみると、日本、特に九州の何と半島に近いことか。視点を変えて見てみることによって、この近さを実感できると思います。
おそらく、韓国から日本へと鳥インフルが渡ることは不可避なのではないかとすら思えます。中国で人感染の新型インフルが発生した場合も同様です。
しばらくの間、野鳥には注意を、そして中国の鳥インフルエンザの人感染の動向に警戒しておきましょう。
・韓国で鳥インフル、渡り鳥媒介?日本政府が警戒(読売)
「韓国で1月中旬から、食用アヒルや鶏から高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が相次ぎ検出され、全国に拡大する様相を見せている。」
日本海側や韓国の首都圏にも広まっているようです。
韓国での鳥インフル検出は2011年以来とのことですが、この時は韓国で発生後に日本でも感染が置きました。今回も同様になるのではないかということで警戒しています。
日本地図をぐるりとまわし、大陸側を下にして見てみると、日本、特に九州の何と半島に近いことか。視点を変えて見てみることによって、この近さを実感できると思います。
おそらく、韓国から日本へと鳥インフルが渡ることは不可避なのではないかとすら思えます。中国で人感染の新型インフルが発生した場合も同様です。
しばらくの間、野鳥には注意を、そして中国の鳥インフルエンザの人感染の動向に警戒しておきましょう。
タグ:鳥インフルエンザ
2014-02-05 11:55
この春、H7N9鳥インフルエンザで注意すべきこと。 [感染症]
中国で発生中の鳥インフルエンザ(H7N9)、新型インフルエンザとして人類に猛威をふるうのも、いよいよ時間の問題ではないかと・・・。
<、AFPが地元当局の発表を集計したところによると、中国本土におけるH7N9型鳥インフルエンザの感染者数は今月だけで既に102人で、このうち22人が死亡している。中国当局が確認している昨年1年間の感染者数は、46人の死者を含む144人。>
中国が旧正月(春節)を迎えるにあたり、人の大移動が起こります。
中国国内はもちろん、海外旅行に出る人々もいるでしょうし、中国に入国する外国人も増えるでしょう。
本当にここが正念場なのではないかと感じます。
特に周辺国、つまり私たち日本人も本当に注意しなければいけません。
手指消毒用のものくらい、用意しておいた方がいいかもしれませんね。
いざ新型インフルエンザとなれば、かつてのように品薄品切れが予想されます。
手指消毒は通常の感染症対策にも利用できるので、仮に新型インフルエンザが発生しなかったとしても、利用用途はあります。
仮にパンデミック(大流行)が起きた場合、マスクも品薄になるのではないでしょうか。
ちょうど花粉症の季節とも重なります。
感染者が他人にうつさないための予防としては効果があると言われるマスク。感染していない人にとっての感染予防はあまり効果が期待できないとも言われています。しかし、いざ身近でゴホゴホしている人がいたとすれば、マスクをつけたくなるのが人情。
品切れになって慌てて買い占めるのは醜いですし、変えずに不安になるのも精神衛生上よくありません。今のうちに少しストックしてみてはいかがでしょうか。もちろん、気にならない人はいいのでしょうけど。
不要な外出を避ける、という選択肢を予測して、お米や飲料水、レトルト、ティッシュやラップ類など日用品を少し多めにストックしておくのもいいかもしれません。
もちろん、無駄な出費をさけるために、使う予定のあるものというのが大前提です。
おそらく、パニック映画のような絶望的な状況にはならないでしょうし、たとえ外出を控えていたとしても、そのうち飽きて外に出ることになりそうな予感はします。感染しても意外とケロリと治るかもしれません。
それでも持病や体調などによっては重症化する人も出るでしょうし、人死がないとは言えません(通常の季節性インフルエンザでも多くの人がなくなっています))。
少なくとも、他人にうつさないように咳エチケットなどに気を配ること、取り乱さないように必要最低限の対策はしておくこと、そして自身が重症化しないためにも体調健康管理には注意しておくことが必用だと思います。
<、AFPが地元当局の発表を集計したところによると、中国本土におけるH7N9型鳥インフルエンザの感染者数は今月だけで既に102人で、このうち22人が死亡している。中国当局が確認している昨年1年間の感染者数は、46人の死者を含む144人。>
中国が旧正月(春節)を迎えるにあたり、人の大移動が起こります。
中国国内はもちろん、海外旅行に出る人々もいるでしょうし、中国に入国する外国人も増えるでしょう。
本当にここが正念場なのではないかと感じます。
特に周辺国、つまり私たち日本人も本当に注意しなければいけません。
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いざ新型インフルエンザとなれば、かつてのように品薄品切れが予想されます。
手指消毒は通常の感染症対策にも利用できるので、仮に新型インフルエンザが発生しなかったとしても、利用用途はあります。
仮にパンデミック(大流行)が起きた場合、マスクも品薄になるのではないでしょうか。
ちょうど花粉症の季節とも重なります。
感染者が他人にうつさないための予防としては効果があると言われるマスク。感染していない人にとっての感染予防はあまり効果が期待できないとも言われています。しかし、いざ身近でゴホゴホしている人がいたとすれば、マスクをつけたくなるのが人情。
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不要な外出を避ける、という選択肢を予測して、お米や飲料水、レトルト、ティッシュやラップ類など日用品を少し多めにストックしておくのもいいかもしれません。
もちろん、無駄な出費をさけるために、使う予定のあるものというのが大前提です。
おそらく、パニック映画のような絶望的な状況にはならないでしょうし、たとえ外出を控えていたとしても、そのうち飽きて外に出ることになりそうな予感はします。感染しても意外とケロリと治るかもしれません。
それでも持病や体調などによっては重症化する人も出るでしょうし、人死がないとは言えません(通常の季節性インフルエンザでも多くの人がなくなっています))。
少なくとも、他人にうつさないように咳エチケットなどに気を配ること、取り乱さないように必要最低限の対策はしておくこと、そして自身が重症化しないためにも体調健康管理には注意しておくことが必用だと思います。
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2014-01-29 18:01
あちこちでインフルエンザ! [感染症]
ノロウイルスの集団感染があちこちで出ていますが、感染症の冬将軍、インフルエンザもあちこちで広がり始めているようです。
一方、国外に目を転じれば、中国での鳥インフルエンザがいよいよ不気味な広がりを見せ始めていまして、これから中国の旧正月を迎えるにあたり、ウイルスの突然変異と感染拡大が心配されます。
鳥インフルエンザや新型インフルエンザといっても、感染する確率や、感染した場合の重症度といったものは、それぞれ異なるわけですが、だからといって自身や身の回りの人々が大凶クジを引かないとは限りません。
たとえ重症化しなかったとしても、熱でダウンして学校やら仕事やらを休むというのは大変なことです。また、感染してしまえば身の回りの人にうつす危険もあるわけです。
なので、まだまだ未知数のインフルエンザの危険を無視するわけにはいかないのです。
とはいえ、私たちにできることといえば、感染予防に気をつけることくらいでしょうか。
・インフルエンザQ&A(厚労省)
・鳥インフルエンザに関するQ&A(厚労省)
・海外渡航者のための鳥インフルエンザに関するQ&A
最近では色々な感染予防グッズも売っています。
ドラッグストアなどで薬剤師さんに相談しながら見てみるのもいいと思います。
ともあれ、冬は感染症の季節。
日々の習慣から見直し、注意していくにこしたことはありませんね。
一方、国外に目を転じれば、中国での鳥インフルエンザがいよいよ不気味な広がりを見せ始めていまして、これから中国の旧正月を迎えるにあたり、ウイルスの突然変異と感染拡大が心配されます。
鳥インフルエンザや新型インフルエンザといっても、感染する確率や、感染した場合の重症度といったものは、それぞれ異なるわけですが、だからといって自身や身の回りの人々が大凶クジを引かないとは限りません。
たとえ重症化しなかったとしても、熱でダウンして学校やら仕事やらを休むというのは大変なことです。また、感染してしまえば身の回りの人にうつす危険もあるわけです。
なので、まだまだ未知数のインフルエンザの危険を無視するわけにはいかないのです。
とはいえ、私たちにできることといえば、感染予防に気をつけることくらいでしょうか。
・インフルエンザQ&A(厚労省)
・鳥インフルエンザに関するQ&A(厚労省)
・海外渡航者のための鳥インフルエンザに関するQ&A
最近では色々な感染予防グッズも売っています。
ドラッグストアなどで薬剤師さんに相談しながら見てみるのもいいと思います。
ともあれ、冬は感染症の季節。
日々の習慣から見直し、注意していくにこしたことはありませんね。
2014-01-23 11:30
鳥インフル、ついに北米初の感染者 [感染症]
前回のブログ記事で鳥インフルの話題を取り上げたばかりですが、さらにもう1本気になる記事が。
カナダの保健相によると、H5N1鳥インフルエンザウイルスに感染した死亡者が出たとのこと。これは北米初のケースです。
この死亡した感染者は、どうやら最近中国(北京)に渡航していたらしいです。
保健相もこれは単発のケースだとしていますが、発症の経緯を見るとちょっと怖い。
「昨年12月27日にアルバータ州へ向かう機内で具合が悪くなり、今月1日に発熱と頭痛を訴えて入院。その2日後に死亡した。北京に他の2人と共に渡航していたという。」
飛行機の機内で具合が悪くなり、入院するまでに4~5日かかっているわけです。
その間、広がるリスクはなかったのか気になるところですよね。
H5N1は致死率60%以上と言われる怖い鳥インフルエンザウイルスです。
海外に出るときには、現地の情報をよく確認し、気をつけましょう。
そういえば中国は、もうしばらくすると春節ですね。
毎年この時期は多くの人が移動しまくります。
人の流れが大きくなる時、新しい感染症リスクが高まります。
注意して見ていましょう。
カナダの保健相によると、H5N1鳥インフルエンザウイルスに感染した死亡者が出たとのこと。これは北米初のケースです。
この死亡した感染者は、どうやら最近中国(北京)に渡航していたらしいです。
保健相もこれは単発のケースだとしていますが、発症の経緯を見るとちょっと怖い。
「昨年12月27日にアルバータ州へ向かう機内で具合が悪くなり、今月1日に発熱と頭痛を訴えて入院。その2日後に死亡した。北京に他の2人と共に渡航していたという。」
飛行機の機内で具合が悪くなり、入院するまでに4~5日かかっているわけです。
その間、広がるリスクはなかったのか気になるところですよね。
H5N1は致死率60%以上と言われる怖い鳥インフルエンザウイルスです。
海外に出るときには、現地の情報をよく確認し、気をつけましょう。
そういえば中国は、もうしばらくすると春節ですね。
毎年この時期は多くの人が移動しまくります。
人の流れが大きくなる時、新しい感染症リスクが高まります。
注意して見ていましょう。
2014-01-09 12:17
忍び寄る死のウイルス [感染症]
・広東省で初の死者=中国のH7N9型(時事)
「同省でH7N9型の感染者が死亡したのは初めて。中国での死者は47人となった。」
これまで懸念され続けてきた鳥インフルエンザですが、お隣の国で少しずつ広がり始めているようです。
長い間、危ない危ないと言われ続けてきたわけですが、ド本命とも言えるH5N1型のウイルス(致死率が高い)ではなく、H7N9の方です。世界が鳥インフルエンザに恐怖し、大騒ぎしていたのはH5N1がずば抜けて恐ろしい症状だったためで、そのため2009年に豚由来のインフルが発生したとき、過剰に反応してしまいました。
多くの人はあの時、「なんだ、騒ぐだけ騒いで大したことないじゃないか」
と、肩透かしのように感じたことと思います。
しかし。。。
新型のインフルエンザが発生し、人の間で効率よく感染しはじめる、このことは本当に恐ろしい事だと思います。我々は免疫がないわけですから、簡単に感染してしまうかもしれません。また、変異して重い症状を引き起こすかもしれない。
ある程度予測はできても、不確実なリスクがどんどん増していくわけです。
病欠が増えて仕事に影響が出るかもしれな。
イベントやコンサート、映画など人の集まる娯楽が制限されるかもしれない。
物流などにも影響が出て、経済が遅滞して給料が遅れるかもしれない。
持病を持っている人が、病院にインフル感染が蔓延しているために通院できなくなるかもしれない。
と、色々な事が起こり得るわけです。
とはいえ、別に不安をむやみに煽るつもりはありません。
最悪の事態もありえることを想定しつつ、可能な範囲での備えをしましょうと言いたいわけです。
持病を持っている人は、ニュースに目を光らせつつ、なにかあった場合の対処法を考えておく。
企業では職場内で感染が拡大しないよう計画しつつ、危機発生時のマニュアルを作成しておく。
家庭では、日用品やインスタント食品など日頃から利用できるものを負担にならない範囲でストックしておく。
そうした「最悪に備えた想定」は、インフルエンザ感染のみならず、地震やら噴火やら、色々なリスクに役に立ってくれることでしょう。
「同省でH7N9型の感染者が死亡したのは初めて。中国での死者は47人となった。」
これまで懸念され続けてきた鳥インフルエンザですが、お隣の国で少しずつ広がり始めているようです。
長い間、危ない危ないと言われ続けてきたわけですが、ド本命とも言えるH5N1型のウイルス(致死率が高い)ではなく、H7N9の方です。世界が鳥インフルエンザに恐怖し、大騒ぎしていたのはH5N1がずば抜けて恐ろしい症状だったためで、そのため2009年に豚由来のインフルが発生したとき、過剰に反応してしまいました。
多くの人はあの時、「なんだ、騒ぐだけ騒いで大したことないじゃないか」
と、肩透かしのように感じたことと思います。
しかし。。。
新型のインフルエンザが発生し、人の間で効率よく感染しはじめる、このことは本当に恐ろしい事だと思います。我々は免疫がないわけですから、簡単に感染してしまうかもしれません。また、変異して重い症状を引き起こすかもしれない。
ある程度予測はできても、不確実なリスクがどんどん増していくわけです。
病欠が増えて仕事に影響が出るかもしれな。
イベントやコンサート、映画など人の集まる娯楽が制限されるかもしれない。
物流などにも影響が出て、経済が遅滞して給料が遅れるかもしれない。
持病を持っている人が、病院にインフル感染が蔓延しているために通院できなくなるかもしれない。
と、色々な事が起こり得るわけです。
とはいえ、別に不安をむやみに煽るつもりはありません。
最悪の事態もありえることを想定しつつ、可能な範囲での備えをしましょうと言いたいわけです。
持病を持っている人は、ニュースに目を光らせつつ、なにかあった場合の対処法を考えておく。
企業では職場内で感染が拡大しないよう計画しつつ、危機発生時のマニュアルを作成しておく。
家庭では、日用品やインスタント食品など日頃から利用できるものを負担にならない範囲でストックしておく。
そうした「最悪に備えた想定」は、インフルエンザ感染のみならず、地震やら噴火やら、色々なリスクに役に立ってくれることでしょう。
2014-01-08 18:07
年末年始、人混みは感染症が怖い? [感染症]
中国での鳥インフルエンザが気になる昨今ではありますが、本日はクリスマスイブ。そして大晦日やら初詣やらが、もうすぐ目の前までやってきました。
年末年始というのは、1年でもっとも人の移動が大きい時期でもあります。
クリスマスの繁華街は賑わいます。
あちこちで忘年会も行われています。
初詣には何千万人もの人々が列をなします。
里帰り、海外旅行に行く人も多いでしょう。
あちこちで人混みが発生します。
人混みに行かれる方は、ぜひ感染症対策にお気を付けください。
中東でMERSが、中国で鳥インフルエンザの感染が起こっている現状は、けっして安全なる「平時」ではありません。危機でもありませんが、注意をするにこしたことはない状態。普通に考えれば危険は起こりえない(かもしれない)けど、一歩踏み外した場合は大きな危険に巻き込まれかねない、そんな状態です。
そもそも、冬のこの時期は感染症、たとえば胃腸炎(ノロウイルスなど)やインフルエンザの流行りやすい時期です。
手洗いや咳エチケットの用意、また、夜ふかしをしすぎて体力を弱めることのないよう、十分な睡眠と栄養補給に気をつけること、海外渡航の場合は現地の感染症情報に気をつけること、などが重要です。
ぜひとも、よい年末年始を迎えたいですね。
何より、1月1日、元旦は新月ですし・・・。
年末年始というのは、1年でもっとも人の移動が大きい時期でもあります。
クリスマスの繁華街は賑わいます。
あちこちで忘年会も行われています。
初詣には何千万人もの人々が列をなします。
里帰り、海外旅行に行く人も多いでしょう。
あちこちで人混みが発生します。
人混みに行かれる方は、ぜひ感染症対策にお気を付けください。
中東でMERSが、中国で鳥インフルエンザの感染が起こっている現状は、けっして安全なる「平時」ではありません。危機でもありませんが、注意をするにこしたことはない状態。普通に考えれば危険は起こりえない(かもしれない)けど、一歩踏み外した場合は大きな危険に巻き込まれかねない、そんな状態です。
そもそも、冬のこの時期は感染症、たとえば胃腸炎(ノロウイルスなど)やインフルエンザの流行りやすい時期です。
手洗いや咳エチケットの用意、また、夜ふかしをしすぎて体力を弱めることのないよう、十分な睡眠と栄養補給に気をつけること、海外渡航の場合は現地の感染症情報に気をつけること、などが重要です。
ぜひとも、よい年末年始を迎えたいですね。
何より、1月1日、元旦は新月ですし・・・。
2013-12-24 13:18
香港で初の感染者 [感染症]
12月に入り、いよいよ感染症のシーズンとなりました。
電車などの人混みでは、マスクをしている人の姿もチラホラ見かけます。
ここ数年、くるくると言われて来ない鳥インフルエンザですが、今年はどうでしょうか。中国由来のものが要注意として見られていますが、もちろん以前から一部で猛威をふるっているH5N1型などは、依然として東南アジアなどで見られています。
さて、中国由来のH7N9型の鳥インフルエンザですが、新たな感染者が見つかりました。
感染したのは香港で働く36歳のインドネシア人家政婦で、香港での初感染者となります。ただ、感染したのは中国広東省で、とのこと。現在重体であるといいます。
・香港初のH7N9型鳥インフルエンザ確認=中国広東省で感染か(時事)
鳥のインフルエンザが人間にも感染するように変異してしまうと、抗体のない人間のあいだで爆発的に広まってしまうことがあります。なので、新しい感染症が発生していると言われる地域に行く場合、手洗いなどの感染予防には十分にお気を付けください。
これから冬の休みシーズンを迎えます。
海外旅行などに行かれるかたも多いかと思いますが、風邪などうつされぬよう、どうぞお気を付けください。
電車などの人混みでは、マスクをしている人の姿もチラホラ見かけます。
ここ数年、くるくると言われて来ない鳥インフルエンザですが、今年はどうでしょうか。中国由来のものが要注意として見られていますが、もちろん以前から一部で猛威をふるっているH5N1型などは、依然として東南アジアなどで見られています。
さて、中国由来のH7N9型の鳥インフルエンザですが、新たな感染者が見つかりました。
感染したのは香港で働く36歳のインドネシア人家政婦で、香港での初感染者となります。ただ、感染したのは中国広東省で、とのこと。現在重体であるといいます。
・香港初のH7N9型鳥インフルエンザ確認=中国広東省で感染か(時事)
鳥のインフルエンザが人間にも感染するように変異してしまうと、抗体のない人間のあいだで爆発的に広まってしまうことがあります。なので、新しい感染症が発生していると言われる地域に行く場合、手洗いなどの感染予防には十分にお気を付けください。
これから冬の休みシーズンを迎えます。
海外旅行などに行かれるかたも多いかと思いますが、風邪などうつされぬよう、どうぞお気を付けください。
2013-12-03 14:20
感染症が流行するためには・・・。 [感染症]
だいぶ涼しくなってきました。朝夕はちょっと寒いくらいです。気温が低下し、空気が乾燥してくると、そう。あの季節ですね。インフルエンザ。
冬場はインフルエンザに胃腸炎にと、様々な感染症が猛威をふるいます。感染しないように気をつけたいところですが、電車や人混みの中でのエチケットなしの咳払いは本当に迷惑ですよね・・・。
感染症、とくに現代に猛威をふるうインフルエンザや麻疹などの感染症は、人口の多さによって支えられています。例えば、麻疹ウイルスは流行を維持するのに30万人の人口と、1年あたり3000人の感染者を必要とします。なので、人類が広大な土地に転々としていた遠い昔には、この手の感染症は(様々な死の脅威がある中では)さほどの脅威ではなかったのかもしれません。
しかしながら、現代。
膨大な人口。高密度の人間社会。飛行機や車で一瞬で国境をまたぐ活動力。
インフルや麻疹などの感染症にとって、とっても勢力を拡大しやすい環境ですね。
昨今、懸念されているMERS(マーズ)コロナウイルスは、世界中から数百万人が一箇所に集まる大巡礼において、世界中に拡散されないか警戒されています。また、人口の多い東南アジアや中国で姿を露顕させつつある鳥インフルエンザの類も、これからのシーズン特に警戒が必要です。
これから本格シーズン。
他人にうつさないための咳エチケット徹底とともに、注意して見ていましょう。
冬場はインフルエンザに胃腸炎にと、様々な感染症が猛威をふるいます。感染しないように気をつけたいところですが、電車や人混みの中でのエチケットなしの咳払いは本当に迷惑ですよね・・・。
感染症、とくに現代に猛威をふるうインフルエンザや麻疹などの感染症は、人口の多さによって支えられています。例えば、麻疹ウイルスは流行を維持するのに30万人の人口と、1年あたり3000人の感染者を必要とします。なので、人類が広大な土地に転々としていた遠い昔には、この手の感染症は(様々な死の脅威がある中では)さほどの脅威ではなかったのかもしれません。
しかしながら、現代。
膨大な人口。高密度の人間社会。飛行機や車で一瞬で国境をまたぐ活動力。
インフルや麻疹などの感染症にとって、とっても勢力を拡大しやすい環境ですね。
昨今、懸念されているMERS(マーズ)コロナウイルスは、世界中から数百万人が一箇所に集まる大巡礼において、世界中に拡散されないか警戒されています。また、人口の多い東南アジアや中国で姿を露顕させつつある鳥インフルエンザの類も、これからのシーズン特に警戒が必要です。
これから本格シーズン。
他人にうつさないための咳エチケット徹底とともに、注意して見ていましょう。
2013-10-17 09:00