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危険を知りたくない [今日のシグナル]





この記事は、今年6月まで日本科学未来館(東京・江東区江東区青海)で行われた企画展、「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」に関連したもの。

身に迫る危機を予測できたとしても、知りたくない人が16%いたという。


例の東日本大震災の時には、大きな余震が頻発していました。
その時に、たまにではありますが、何度か聞こえてきたセリフがあります。

「どうせ死ぬときは死ぬんだから、慌てたってしょうがない」


確かに慌ててはいけない。
しかし、かといって思考停止して何もしないというのも、いかがなものでしょう。

一瞬で死ねたら、自分はいいかもしれない。でも残された家族・知人友人は悲しむかもしれないし、その分の様々な負担がかかるかもしれない。
そもそも、一瞬で死ねるほど楽ではないかもしれない。もしくは、自分は助かっても、大事な人を助けることができないかもしれない。

何があるかわからない。
防げるものと、防げないものがあり、いくら予防線をはっていたって、無駄に終わるかもしれない。

でも、それこそ何があるかわからないのだから、打てる予防線は張っておくに限る、と思うのです。

今を犠牲にしないレベルで、やれることはやっておく。知れることは知っておく。今を犠牲にしないレベルで。


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