エボラ出血熱、コンゴでも発生 [感染症]
コンゴ民主共和国の東部でエボラ出血熱。
少し前、隣国(コンゴの東側)のウガンダ西部、キバレでもエボラ出血熱が発生していて、キバレでは疑い患者は24人、死者は16人でした。
エボラ出血熱の確定患者や疑い患者と接触のあった人々には、21日間の経過観察が行われるのですが、特段の症状はなく経過観察期間が終了。ウガンダ当局は、感染拡大は食い止められたと発表しています。
そこで、今回のコンゴでのエボラ出血熱の発生。
今後の行方が注目されます。
※エボラ出血熱について
エボラ出血熱は、エボラウイルスによって起こる病気で、死に至ることが多い病気です。ウイルスに感染した人の血液や体液からうつるほか、ウイルスに汚染されたものやウイルスに感染した動物に触れることでうつります。発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛みなどの症状が出た後、下痢や嘔吐、胃の痛みなどの症状が起こります。皮膚の発疹、目の充血、からだのさまざまな部位からの出血が起こることもあります。ワクチンや特別な治療方法はありません。
参考:感染症の話
タグ:エボラ出血熱
2012-08-20 17:56