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再犯率と、高齢者の犯罪 [犯罪・事故・防犯]




犯罪自体は減ってきているようですが、どうやら再犯の割合が増えてきているようです。
この傾向はちょっと不安になりますね。下記、報道です。

・再犯者率最悪の43.8%=高齢者の検挙急増-犯罪白書(時事)
「11年の刑法犯の認知件数は213万9725人で、02年をピークに9年連続で減少。一方、再犯者率は43.8%となり、1989年以降、最悪だった10年の42.7%をさらに上回った。」

一般刑法犯の検挙者数は30万5631人で、再犯初犯の内訳は次のとおり。
2011初犯・再犯.jpg

また、高齢化にともない、65歳以上の高齢者による事件も増えていて、一般刑法犯の検挙者数は20年前(92年)に比べ6.3倍の4万8637人。特に暴行と傷害が急増し、それぞれ20年前(92年)と比べ49.5倍、8.7倍となったそうです。

これは以前からその傾向が見られていましたが、高齢化にともない、65歳以上の犯罪はますます増えると思います。人口ボリューム自体が大きいので、仕方のないことかもしれません。

犯罪の傾向と質が変わるかもしれませんね。

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タグ:犯罪

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