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たった1週間の睡眠不足で、遺伝子に悪影響が!? [健康法]




のんびりと過ごせる休日は朝寝坊が楽しみ。
そんな人も多いと思います。
とはいえ、週末だからと言って夜ふかし・朝寝坊が過ぎると、「毎週1度、時差ボケになっている」ようなもの。生活のリズムを崩さないのが肝心ですね。

さて、私たちにとってとても大事な睡眠。
たった一週間程度の睡眠不足でも、遺伝子に悪影響を及ぼす可能性がある・・・そのような報告書が出されました。

「十分な睡眠の不足が、心臓疾患や認知障害、肥満といった健康状態と関連していることはすでに確認されている。眠りの研究を専門とするディルクヤン・ダイク氏と研究チームは、睡眠不足が健康上の問題にどのように関連するのかに着目しながら、症状の裏側にある分子メカニズムについての詳細な調査を行った。その結果、毎晩6時間以下の睡眠で1週間を過ごした場合、炎症や免疫系、ストレス反応に関連する711の遺伝子の発現に影響が出た。」

毎日6時間以下で悪影響が出ている・・・。私なんかでも、ずばり当てはまってしまいます。

昔から睡眠不足は免疫が下がって、風邪をひきやすくなる、なんて言われていましたが、ずばり遺伝子レベルで結果が出ていることになります。ストレスがたまると免疫が下がる、ともよく言われていましたが、睡眠不足はストレス反応に関する遺伝子にも影響を与えている。

睡眠不足は、悪循環の元凶ですね。

企業のメンタルヘルス対策を話し合う厚生労働省の検討会でも、睡眠問題というのはずい分前から議題に上がっています。残業が多い→睡眠が不足する→ストレスが蓄積する→心身に影響がでる・・・悪循環、ループします。残業の多さというのは、睡眠に直結するために問題なんですね。

それにしても、1週間の睡眠不足によって711もの遺伝子に影響が出るというのは、驚きです。711って、かなり多いですよね。この711という数字は、意味の伴う数字なのかはわかりませんが。

なお、ナショナルジオグラフィックに睡眠に関する興味深い連載がありました。
今までの睡眠の常識が、くつがえりますね・・・。


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