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マダニ由来のウイルス、季節は本番へ。 [感染症]




マダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、国内10人目の犠牲者が出た。

愛媛県の女性で、5月下旬に発熱や嘔吐などの症状を訴え入院したものの、その後症状が悪化。6月上旬に死亡したという。

マダニは割と大きいので、通常のダニと比較すれば見つけやすい。
しかし、それは通常のダニと比較すればの話であり、彼らの世界がミクロの世界で、人間にとって見つけにくいことには変わりない。

山や林、草むらなどに生息するといわれるマダニ。
今後、草むらなどに入るときは用心すべきだと思う。

これまで日本国内で確認された地域は、次のとおりだ。

●九州地方・・・長崎県、鹿児島県、佐賀県、宮崎県、熊本県

●中国地方・・・山口県、広島県

●四国地方・・・愛媛県、高知県、徳島県

西日本で多い。関西近畿を超えていない。
とはいうものの、東日本に侵入していないかというと、なんとも言えない。単に見つかっていないだけかもしれないし、そうでないとしても、同じ日本に入ってきている以上、県や地域を超えるのは造作もないことだろう。

東日本で見つかるのも、時間の問題だと思う。

以下、厚生労働省のQ&Aのリンクを貼っておきます。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A

これからマダニが活発化する季節です。
みなさん、気をつけましょう。


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