10月地震 [地震・火山]
10月に入り、少し規模の大きな地震が多いように感じます。
<2013/10/1~10/2am10:30時点の主な地震>
10月2日 福島県沖 M4.3
10月2日 宮城県沖 M4.3
10月1日 栃木県南部 M2.4
10月1日 沖縄本島近海 M3.3
10月1日 カムチャツカ半島付近 M6.3
10月1日 八丈島東方沖 M3.7
10月1日 福島県浜通り M2.8
10月1日 奄美大島近海 M3.6
ちなみに上記に書かれているのは地震のエネルギーを示すマグニチュードなので、人が揺れを感じる目安となる“震度”はそれほど大きくありません。
今月の新月は10/5なので、その前後はやっぱり注意したいなぁと思うところです。
さて、規模の小さな地震が発生することで、地下のひずみが多少なりとも解消されれば嬉しいのですが、事はそう簡単にはすみません。
マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは約30倍になります。2大きくなると、約1000倍。3大きくなると約3万倍の規模のエネルギーになります。言ってしまえば、東日本大震災のようなM9の巨大地震は、通常大きな地震と言われるM7クラスの地震と比較して、そのエネルギーは1000倍ということになります。
地震の数は反対に、マグニチュードが1大きくなると10分の1になると言われていますが、エネルギーの大きさが違いすぎるので、小さな地震がいくつか起こっても、エネルギーの解消につながるかと言われれば疑問が残ります。
列島のどこで地震が起こってもおかしくない昨今。
気をつけたいですね。
東海地震も関東大地震も起きない! ~地震予知はなぜ外れるのか
- 作者: 木村 政昭
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: 単行本
2013-10-02 10:42