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月と地震と消費税アップ [地震・火山]

今日、3月31日は新月です。

今月は1日と31日と、月に2回新月のある、少し珍しい月になります。

満月は1回。

新月、満月あわせて3回。


新月と満月は前後も含めて大きな地震が多い傾向にあり、実は私、非常に心配していました。
ただでさえ地震の多いタイミングなのに、元東大の教授やらネットの噂やら、各所で今月は地震があるのではないか、と話題になっていました。

今日が新月ということで、まだまだ安心は解けないのですが、はたしてどうでしょうね?


ところで、明日から消費税がアップするということで、世間では増税前の買いだめが話題になっています。

例えば、お店が3%オフのセールスをしたとして、大抵の人は見向きもしないでしょう。にもかかわらず、3%分高くなる前に必要以上に買う、というのは、よく考えてみれば理屈に合いません。店がちょっとしたセールをすれば3%分の価格差なんて簡単に吹き飛んでしまうでしょう。

しかしながら・・・。

もし、今のタイミングで大きな地震などがあったとしたら、もちろん喜べないところではありますが、買いだめしている分、助かるという人も多いかもしれませんね。しかし、こればかりは神の振るサイコロです。まったく理屈にあわない運不運。

はたして今日は新月。
数日ばかり、少し注意しましょうか。

巨大地震はいつ来るのか (別冊宝島 2143)

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  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/03/08
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災害大国・迫る危機 日本列島ハザードマップ

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  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
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タグ:地震 満月

地震に備えるために必要なこと・・・まずは生き残れ! [地震・火山]

来る、きっと来ると言われている大地震。
しかし、いつ来るのかわからない。

いざ来たとしたた被害は甚大で、想像もつかない未曾有の大災害になる可能性がある。と、その恐ろしさは十分わかりつつも、いつ来るのかわからないものに対して、私たちは十分な対策をこうじることができない。対策が必要なのは、頭ではわかっているのだが・・・。


さて、地震の対策として、まず何をするべきか。

多くの人がやろうとするのが、非常食やら日用品の備蓄などといったこと。
もちろん、これらはとても大切な事。当ブログでも日用品などの常日頃からの「ちょっと多めのストック」をおすすめしています。

しかし、これらの対策というのは、“地震発生後”のもの。
未曾有の巨大地震が起こるのだとしたら、まず絶対に必要なのは、地震発生後を生き延びること-ではないか。

死者数が数万人、数十万人と予測される巨大地震の場合、この“数万人-数十万人”に自分が含まれないとは限らない。多くの人が“自分は生き残ることを前提に”対策を講じるが、まず重要なのは、まずは生き残るための対策を講じること。

大きな揺れ、乱れ飛ぶ家具や家電製品、家屋の倒壊、火災や事故などからどのように身を守るのか。
一番無防備な、地震発生直前の無防備な瞬間に身を守る方法はなにか。

よくいる場所や寝室などに高度な地震速報機を設置したり、家具や電化製品が飛ばないように固定したり、できるだけ危険を下げておく努力は必須だと思う。

UNIDEN 地震津波警報機 EWR200

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  • 出版社/メーカー: Uniden
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生き残った上で、非常食や災害キットを使うことができる。
まずは、生き残れ!
身の安全を確保しろ!

ということですね。きっと。
タグ:地震

雪の降る日に富士山噴火の足音を聞く。 [地震・火山]

全国的に雪が降っていますね。

とくに東京では先週45年ぶりという大雪が降りました。45年ぶりって、約半世紀ぶりということです。もしかしたら、こんな大雪は人生で2度味わえるかどうか、というくらいの出来事かもしれませんね。

ところで、ちょうど1年前にはこんな記事を書いていました。

・大雪をケースにして、富士山噴火を考える 

雪は溶けます。

先週の大雪、都心でも30センチちかく降り積もりましたが、翌日に晴れて気温が上がったため、思いのほか溶けるのが早かったと思います。

溶けた雪は下水に流れ込み、あるいは地面に吸収されて、やがて消えます。


しかし、です。


火山が噴火し降り積もった火山灰は、消えません。
雨などで流れたとしても、それは重い塊となってどこかを塞ぐことになります。


実際、前の宝永の噴火の際には、流れた火山灰が川底を押し上げ、洪水を引き起こしたとも言われています。

おそらく富士山が噴火した場合、火山灰の廃棄が大問題となるでしょう。


以前、テレビで、

「日本でも火山が噴火することあるけど、そこまでの大問題になっていないではないか。富士山と他の火山と、何が違うのか」

というようなタレントの質問に、火山学者はこう答えていました。

「規模が違うんです」


いざ火山が噴火すれば、物流に大きな支障が出るでしょう。

降り積もった火山灰の廃棄や、畑や田んぼなど農作物への被害も甚大なものになるでしょう。
空から舞い落ちる火山灰は、人の呼吸器や目などに悪影響を及ぼし、精密機械や通信機器の故障も誘発するかもしれません。

更に、火山の噴火は地震などとセットで起こることが多いのです。つまり、複合災害になる危険が高い。


今、降っているこの雪が、溶けなかったとしたら?

考えてみるいい機会かもしれませんね。


明日は満月です。

富士山の噴火は始まっている!

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  • 作者: 木村 政昭(海洋地震学者)
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2012/05/18
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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/11/21
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富士山大噴火が迫っている! ‾最新科学が明かす噴火シナリオと災害規模‾ (知りたい!サイエンス)

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  • 作者: 小山 真人
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  • 発売日: 2008/12/12
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富士山大噴火! 不気味な5つの兆候

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  • 作者: 木村 政昭
  • 出版社/メーカー: 宝島社
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このところ東日本の沖合で頻発する地震 [地震・火山]

関東から北海道にかけての太平洋側で、ここ数日地震が多いように感じます。
今週月曜日(2/10)から本日2/12午前7時までの、およそ2日半の間に起こった同地域の地震は下記のとおり。

【震源地 & マグニチュード】

青森県東方沖 3.5
千葉県東方沖 4.3
浦河沖  4.5
福島県沖 4
宮城県沖 3.8
房総半島南方沖 5.6
三陸沖 4.3
三陸沖 4.6
三陸沖 4.9
三陸沖 4.8

地震の規模をあらわすマグニチュードで、だいたい4~5クラスが多いようです。
この規模だと、震源地が直下でない限り、最大震度は3前後になります。


東日本の太平洋側、●●沖での地震が多い。
今回は、沖で地震が発生すると、連動して他の沖合で地震が発生、呼応するかのように陸地でも地震が発生、というパターンが多いようにみえます。

さて、このように地震が頻発すると、

「ひずみが解消されるのではないか」

というような事が言われます。
地震が発生することでエネルギーが放出されて、いわばガス抜き効果を期待する説だと思います。

しかし、それはどうでしょうか?

地震のエネルギーは、マグニチュードが1つ上がるたびに、およそ30倍になります。

マグニチュード5の地震に対し、マグニチュード6の地震は30倍の大きさです。

であれば、仮に、マグニチュード8クラスの巨大地震が起こり得るとして、そのエネルギーのガス抜きをするためには何回の地震が必要でしょうか?

マグニチュード8の地震は、マグニチュード5の地震の3万倍近い規模になります。
このエネルギーを解消するためには、3万近いM5の地震が必用ということになってしまいます。

多少の解消効果はあるかもしれませんが、巨大地震を抑止するほどではないと考えるのが妥当ではないでしょうか。

来る、来ると言われているものが本当に来るケースというのは、幸か不幸か少ないものだと思います。

しかし、万が一来てしまえば、その被害は甚大であり、私たちひとりひとりの生命が脅かされることは事前にわかっています。
余裕のある範囲で、最低限の備えはしておくべきだと考えます。

【備えの一例】
■地震速報機・・・寝室や、人の集まるリビングなど。ラジオ内蔵等の多機能、電源不安のないものが望ましい。

UNIDEN 地震津波警報機 EWR200

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  • 出版社/メーカー: Uniden
  • メディア: エレクトロニクス



■家具・電化製品転倒に備えたつっかえ棒等
プロセブン 耐震マット(5cm×5cm)4枚入り P-N50L

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  • 出版社/メーカー: Pro-7
  • メディア: エレクトロニクス



家具転倒防止伸縮棒SSS KTB-12 ホワイト

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  • 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ
  • メディア: ホーム&キッチン


■最低限の水・食料・日用品の備蓄

その他、小銭、タオル、懐中電灯、持病がある場合は常用の薬など。

家族内で避難先の確認、連絡手段について検討しておくことも重要だと思います。

あと、高層オフィスなどで働いている方は、一度、避難階段や非常口を歩いてみてください。

色々なことがわかると思います。

生き残る判断 生き残れない行動

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  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/12/17
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オリンピックで浮かれるな 巨大地震だ、津波だ、逃げろ! 2020年までに東京直下地震100%

オリンピックで浮かれるな 巨大地震だ、津波だ、逃げろ! 2020年までに東京直下地震100%

  • 作者: 船瀬 俊介
  • 出版社/メーカー: ヒカルランド
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東海地震も関東大地震も起きない! ~地震予知はなぜ外れるのか

東海地震も関東大地震も起きない! ~地震予知はなぜ外れるのか

  • 作者: 木村 政昭
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: 単行本



昔は海だった?災害で考える東京の地形 [地震・火山]

最近、都内にある地下鉄の出入り口や役所等の施設に、「海抜●●m」という表記が目立ちます。
例えば“ゼロメートル地帯”として有名な江東区などは、あっても1メートル程度のところが多い。坂の多い赤坂や六本木のあたりであれば、10メートル前後のところが多いようです。

乗り物加湿器 電車 HF-1321SK


これらの表記は台風や大雨による浸水に備えての対応とのことですが、海抜と聞いて私たちの脳裏をかすめるのは、津波の恐怖を感じる方も多いのではないでしょうか。

東京や福岡などの地盤は、かなり中心地にあっても、かつて海であった埋立地である場合があります。

例えば江戸時代初期のころ、江戸城、現在の皇居の目前まで海が来ていました。
日比谷のあたりは日比谷入江で、新橋あたりから大手町の方へ向かって江戸湾を形成していました。

さらに時代を遡ると、上野公園の高台から東は海であり、陸となるのは千葉県の松戸市のあたりとなります。

「矢切の渡し」は歌でも有名になりましたが、これは葛飾区の柴又と松戸を結ぶ渡し舟ですが、古代は松戸から上野を渡さなければいけないほどの河口(海?)だったのです。といっても縄文の頃の話ですが。

このような過去の時代の地形、海岸線を見たい場合、「日比谷入江&画像」や「縄文海進」などのキーワードで検索すれば、色々な地図、画像を見ることができます。

大昔、人々が住んでいたのは現在で言う高台、台地の上でした。
低地のジュクジュクとした湿っけのある土地は主に田んぼなどに利用されます。
やがて人が増え、土木技術が発展し、河川の流路を変えたり海岸を埋め立てたりすることで水害をコントロールし、人々は低地に居場所を広げていきます。

技術の発展した現代では、基本的にある程度の災害でも問題なく住める環境になっていますが、●年に1度の災害と言われるような大災害に見舞われると猛威を振るわれることがあります。

土地の地形というのは建物が立っていると中々わかりにくいのですが、各地自体がハザードマップなどを作成して、水害や地震の揺れやすさなどビジュアル的に分かりやすい地図を公開しています。

一度、ご自身の住まいや職場のハザードマップを確認してみることをお勧めします。
その上で、いざ台風やゲリラ豪雨に見舞われた場合はどうするか、大地震が起こった場合はどのように避難、対策をしておくかなどを検討しておくべきでしょう。

地名に隠された「東京津波」 (講談社プラスアルファ新書)

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古地図で読み解く 江戸東京地形の謎

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凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩

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巨大地震の注意期間に突入 [地震・火山]

今日は12月“13日の金曜日”。

早いもので、12月も約2週間がすぎ、いよいよ年末が近くなってきました。繁華街では、今の時期が忘年会シーズンのピークということで大忙しなのではないでしょうか。

さて、12月といえば、先日このブログでも紹介しました「巨大地震に注意すべき期間」に入ったことになります。
・注意!12月~2014年3月までに巨大地震が襲う!?

そう、村井・東大名誉教授が警鐘をならしていた12月~3月という時期に、すでに突入しています。

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地震を歓迎するような時期なんてありませんが、こう寒い毎日を過ごしていると、このタイミングで地震が来るというのは「最悪だなぁ」と感じますよね。

運良く助かったとしても、寒いなかでの避難生活は過酷でしょうし、冬場はインフルエンザや風邪、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎など感染症も流行りやすい。3.11のような電力不足や、流通インフラの麻痺でも起これば、私たちの生活はとたんに寒さとの過酷な対決を余儀なくされます。

想像するだけで嫌になりますね。


私たちにできることとしては、食料・日常品を少し多めに用意しておくというような備蓄対策、家具家電の飛散・転倒対策、寝室やリビングなどへの地震速報機の設置など、でしょうか。

さて、このブログでは何回か、満月&新月と巨大地震との関係性を指摘しています。
ですので、以前も一度記載しましたが、12月~3月までの満月&新月の日程を再掲しておきましょう。

12月
3日 ●(新月)
17日 ○(満月)

1月
1日 ●
16日 ○
31日 ●

2月
15日○

3月
1日 ●
17日 ○
31日 ●

一番近いのは、来週の火曜日。前後3日間で考えれば、もうすぐ用心すべき日時に突入ですね。

そして1月1日の元旦が新月という日取り。

気をつけましょう。

UNIDEN 地震津波警報機 EWR200

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地震DS72時間

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タグ:地震

注意!12月~2014年3月までに巨大地震が襲う!? [地震・火山]

南海トラフ巨大地震が来年3月までに来るのではないか。
そんな話が話題を集めています。

出処は村井・東大名誉教授です。
東日本大震災の時と同じような異変が今、起こっているそうです。



私も以前、このブログで「1月26日」というのをキーワードに上げていますが、私の場合は地震とは特定しておらず、私の情報源はまた別のものです。
にしても、時期的にも同じような時期なので、私も気になります。

なお、当ブログでは「満月・新月と地震の関係」についても取り上げていますので、12月から3月までの満月・新月の日時を見てみましょう。

12月
3日 ●(新月)
17日 ○(満月)

1月
1日 ●
16日 ○
31日 ●

2月
15日○

3月
1日 ●
17日 ○
31日 ●

なんと元旦が新月なんですね。しかも1月と3月は1ヶ月に新月が2回ある。
当ブログでは、「日本は地震多発国なので満月新月以外も十分に注意する必要がある」のは前提であるとして、特に満月・新月の前後3日間は注意しましょう、ということを言っております。

世界で見た場合、ベスト10に入る大きな地震のほとんどは、満月・新月の前後3日間以内に入っています。
もちろん、東日本大震災のように例外はあります。ですが注意するにこしたことはないでしょう。

それにしても村井教授の説、とても興味深いですね。詳しくは下記にて記事を読むことができます。

・現代ビジネス「経済の死角」

みなさん、年末年始は気をつけましょう。

★地震への備えとして、緊急地震速報はとても重要!電力ストップ時や多機能性などを考慮して選ぶのをおすすめします。おすすめはこれ↓。


10月地震 [地震・火山]

10月に入り、少し規模の大きな地震が多いように感じます。

<2013/10/1~10/2am10:30時点の主な地震>
10月2日 福島県沖 M4.3
10月2日 宮城県沖 M4.3
10月1日 栃木県南部 M2.4
10月1日 沖縄本島近海 M3.3
10月1日 カムチャツカ半島付近 M6.3
10月1日 八丈島東方沖 M3.7
10月1日 福島県浜通り M2.8
10月1日 奄美大島近海 M3.6

ちなみに上記に書かれているのは地震のエネルギーを示すマグニチュードなので、人が揺れを感じる目安となる“震度”はそれほど大きくありません。

今月の新月は10/5なので、その前後はやっぱり注意したいなぁと思うところです。

さて、規模の小さな地震が発生することで、地下のひずみが多少なりとも解消されれば嬉しいのですが、事はそう簡単にはすみません。

マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは約30倍になります。2大きくなると、約1000倍。3大きくなると約3万倍の規模のエネルギーになります。言ってしまえば、東日本大震災のようなM9の巨大地震は、通常大きな地震と言われるM7クラスの地震と比較して、そのエネルギーは1000倍ということになります。

地震の数は反対に、マグニチュードが1大きくなると10分の1になると言われていますが、エネルギーの大きさが違いすぎるので、小さな地震がいくつか起こっても、エネルギーの解消につながるかと言われれば疑問が残ります。

列島のどこで地震が起こってもおかしくない昨今。
気をつけたいですね。

東海地震も関東大地震も起きない! ~地震予知はなぜ外れるのか

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  • 作者: 木村 政昭
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2013/02/20
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「地震予測ハンドブック」 (計測機器を使わない)

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緊急地震速報 [地震・火山]

2020年の東京五輪に向けて、建設&インフラのラッシュが始まりそうです。
これを機に、防災に強い都市づくりが進められていくでしょう。

そりゃそうですよね。
世界各国からたくさんの人々を招待するにあたって、危ない危ないと言われている地震大国日本での安全を保証できなければ、とんだ恥さらしになってしまいます。

一方で、私たち個々人も、いつ地震が来てもいいように、それなりの準備をしなければいけません。

地震に備えるにあたって、私たちが持ちうる武器の1つに、「緊急地震速報」があります。

地震が発生すると、2つの揺れの波が発生します。

1つはP波という初期微動。地震のとき、まずはじめにカタカタと揺れるアレです。
次に、S波という主要道。カタカタのあとにグラグラとくる、地震の揺れの本体です。

P波はS波よりも約1.7倍速く伝わるという性質があり、これを利用したのが緊急地震速報です。緊急地震速報はP波の揺れを感知し、警報を発します。震源地が近ければあまり意味をなさないかもしれませんが、離れれば離れるほど1.7倍の差が効力を発し、1秒、2秒、10秒と備える時間を確保することが可能になります。

緊急地震速報は、私たちの身近なところでは携帯電話、テレビなどで情報を入手することができます。また業者向け(プロ向け)のシステムもあって、これは私たちの使っている携帯電話より早く情報をキャッチできるのですが、業者向けシステムは新幹線や大規模工事現場、ビルのエレベーター、学校などに導入されています。初期微動をキャッチしたら電車を止めたり、館内放送に接続したり、という仕組みもあります。

稼げる時間は数秒かもしれませんが、こういったシステムの利用を私たちは熟知する必要があると思います。

もし2020年オリンピックの年に、東京で地震があったとしたら。
防災先進国家の国民として、落ち着いて、適切に来日者の方々をフォローしたいですね。

伊豆諸島近海での地震 [地震・火山]

最近、微妙に地震が増えている気がしますが、目に付くのは八丈島や新島・神津島など、伊豆諸島近海を震源とした地震の多さです。

この1週間で八丈島近海を震源とする地震は、

8月12日 M4.0
8月18日 M5.0
8月18日 M3.9

3回発生していて、地震の規模がやや大きい印象です。

一方、新島・神津島近海では、

8月14日 M3.1
8月14日 M2.0
8月14日 M2.4
8月17日 M2.4
8月18日 M2.4

と5回発生していて、やや小さめ。

伊豆半島・箱根でのひずみの蓄積、また富士山周辺でのマグマの活発化という点は、このところ非常に心配されています。昨日(8/18)には桜島が比較的大きな爆発的噴火を起こし、昭和火口から昇った噴煙は高さ5,000mにも達し、周囲では昼間でも日暮れのように暗くなっているといいます。

色々なところで地面の下が活発になっている様子。

8/21はちょうど満月です。

みなさん、くれぐれも用心しましょう。

富士山の噴火は始まっている!

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  • 作者: 木村 政昭(海洋地震学者)
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2012/05/18
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東海・東南海・南海 巨大連動地震 (集英社新書)

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