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およそアドバイスほど、気前よく与えるものはない。が・・・。 [日常リスクのかわし方]




「およそアドバイスほど、人が気前よく与えるものはない」

とは、ラ・ロシュフコーの言葉です。
(おおよその、うろ覚えですが・・・)

意味はそのままで、人というのは、他人に対してアドバイスするのが好きなものです。無料でいくらでも与えます。きっと助言をするというのは、心理的(もしくは脳の働きとして)に快感・満足感を得やすいのでしょうね。

聞く方にとってはうるさいだけです。
しかしながら、鬱陶しいアドバイスとはいえ、古くからよく言われている言葉というのは、耳を傾ける価値があると思います。

例えば
「目先のことにとらわれるな」
であるとか、
「初心わすれるべからず」
とか、
「火は粗末にするな」
といった類の、よく聞くアドバイス・・・というか、小言。

このような言葉がなぜ昔からよく聞かれるのか。

それは、これらの事が、それだけ守りにくいものだからーということが言えると思います。

当たり前のこと、考えればわかること。しかも、簡単なこと。
だけどできない。
忘れやすい。
それで失敗する人が多くいる。

昔からよく言われるようなことは、ちょっとうるさいと思っても、やっぱりしっかりと気を止めておくことが必要だと思います。それが日常のリスクから私たち自身を守る一番簡単な方法ではないでしょうか。

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