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狙われない方法 [犯罪・事故・防犯]




三重の中3女子生徒強盗殺人事件で、卒業式を終えたばかりの男子高校生が逮捕されました。周囲からの評判も悪くなく、彼を知る人間からは「信じられない」との言葉も聞こえてきているようです。
前日に高校卒業式…少年の同級生「信じられない」
・元野球部員(18) 「みんなに慕われる性格」
・同級生の女子生徒(18) 「誰とでも話せる性格で、文化祭や体育祭も頑張っていた。うそだと思いたい」

人に対する評価は多面的なものなので、中には悪い評価を下す人もいるかもしれません。が、現時点のところ、周囲からの評判はよいようです。

このような事件が起こると、時に容疑者に対して「そういう人には見えなかった」という周囲の人のコメントが出てくることがあります。実際、普段の生活の中では“普通の人”だったのかもしれない。しかし、私たちは1つだけ注意しなければいけないことがあります。

それは・・・

悪人は、見た目で教えてくれるとは限らない

ということ。


厳つい顔をしていても、柔和な顔をしていても、イコール中身とは限らない。
確かに外見や表情には、その人の内面を表している場合もあります。
しかし、そうでないケースも非常に多い。

善人面だろうが悪人面だろうが、美男だろうが美女だろうが、見た目と中身は同じとは限らない。


神父や妊婦や警察官が凶悪な犯罪者になることだってあるのです。


このような犯罪者から身を守るためには、シンプルな2つの方法しかありません。

・狙われないこと・・・人気のない夜道を避ける、安易に個人情報をさらさないこと、等

・防ぐ準備を怠らないこと・・・施錠、防犯ブザーの準備、等


一番重要なのは「狙われないこと」で、要するに隙を見せないといいますか、隙のできる状態をつくらないようにする、と言いますか・・・。

また、理解しておいた方がいいこととして、犯罪者は人気の多い場所で被害者を物色する事が多い、ということです。獲物を狙うハンターが、獲物の出没地域で張って狙いをつけるように、ショッピングセンターやコンビニなど“ひと気のある明るい場所”でターゲットを見つけて、その後、人気のない場所(夜道や家など)で襲う。そういうケースは非常に多いのです。

当たり前といえば当たり前で、人気のない場所にずっといたら、もしかしたら襲う人を見つけられないかもしれないわけで、だからハンターは水辺で狙いをすませるわけです。

同じく、ハンターは堂々と、その姿と銃を獲物の前で披露することはありません。
隠れ、まぎれ、姿を見せないように、ハンターの存在に気がつかないように注意をし、襲う瞬間に姿を見せます。犯罪者が普段から周囲に犯罪者であるとアピールしないのと同じように、自分はハンターではないと装います。

常時、警戒心を上げ続けるのは難しいものです。なので、要所要所で気をつけて、狙われる隙を見せないように気を配る、それが重要なのではないかと思います。

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