ウクライナ情勢で見え隠れする意思 [今日のシグナル]
ウクライナ情勢が相当に緊迫しております。
遠く離れた日本だからといって無関係はハズもなく、株価は連日動揺しています。パラリンピックを控えての、この事態。いったいどうなるのでしょうか?
それにしても国際政治とは不可解なもので、報道のされ方、言葉の選び方によって受け取る印象が大きく変わってきます。
とくに大国間の綱引きが展開される重要地域においては顕著で、今回のウクライナもその様相を呈してきています。
例えば一方では
・デモ隊
と表現し、もう一方では
・テロリスト
と表現するわけです。
今回、当初の政権が打倒された時の報道では、西側は「デモ隊」と表現し、東側は「テロリスト」と伝えていたと言われています。
日本の場合、西側陣営に組み込まれているので、マスコミの報道では西側の情報が主体となります。
こうした言い換えは、アラブの春の時も、東日本大震災の時の原発事故の時にも、第二次世界大戦についても使われるので、ちょっと怖いですね。
にしても、今回のウクライナ情勢といい、先日の中国での無差別殺傷(?)といい、Bitcoin(ビットコイン)の動揺といい、世界が揺れに揺れている気がします。いったい、世界の水面下では何が起きているのでしょうか?まるで今後の世界の行方を占うかのような、大きな動きを感じるのは気のせいでしょうか?
それにしても、経済的な安定という薄氷の上で綱渡りしていた先進国が、この状態で大暴落でも起きたら、一体どうなるのでしょうね?
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タグ:ウクライナ
2014-03-04 09:35