鳥の話題 [今日のシグナル]
2011年になって明日で10日になります。
早いものです。
今年の干支はウサギですが、
年末年始は鳥のニュースが目につきました。
アメリカでは大量の鳥が死んだという。
ルイジアナ州では5000羽が、アーカンソー州が3000羽の死骸が
街に散乱したという。
カウントダウンの花火や天気が原因か、などと言われていますが…
死んだ鳥が空から降ってくる様子を想像すると、
ちょっと怖いですね。
話題が陰謀論や黙示録的な話に結びつくことも多いらしく、
その気持ちも分からないでもないです。
なお、今回大量死した「レッドウィング・ブラックバード」は北米でもっとも多く
生息する鳥の一種らしいです。
ふと思い出したのが、リョコウバト。
鳥類史上もっとも数が多かった。
ところがそのリョコウバト、18世紀には北米に50億羽(!!)もいたのに、
1914年に絶滅してしまいました。
理由は大量死ではなく、乱獲。つまり人間が原因でした。
さて、南極ではペンギンが育児放棄をしているとか。
※抱卵の放棄相次ぐ=ペンギン繁殖地に異変?
原因は不明です。どうしたんでしょうか。
身近なところでのニュースでは、やはり鳥インフルエンザのニュース。
国内でも昨年末に強毒性のウィルスが検出され話題になりました。
いま、韓国では日本以上に急激に拡大しているようです。
※韓国南西部でも鳥インフル 全国的な拡大懸念
対岸の火事ではありません。
今日報道されていた「鳥インフル感染地からの追跡に初めて成功」の
ニュースを見ていると、
鳥インフルエンザの広がっていく過程が視えてきます。
鳥インフルエンザH5N1は強毒性で、家禽などでは全滅してしまうほど
凄まじい威力がありますが、カモは感染しても死なない場合があり、
渡り鳥がいる場所で感染が起きると、広い範囲に広めてしまう
危険があるということです。
このH5N1ウィルスは、人間にも感染する場合があります。
その場合の致死率は60%を超えると言われています。
昨年も、エジプトや香港で人への感染があり、死者も出ています。
このウィルスが日本に定着してしまうと、私たちが接する機会が増えることを意味し、
それは私たちが感染する可能性を高めることになります。
鳥インフルの感染が確認された場所への安易な立ち入りやつつしみ、
安易に野鳥に接近することは控えた方がいいかもしれません。
2011-01-09 14:00
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