子供の風邪と耳の痛み、麻疹(はしか)の予防 [感染症]
今回のクールで高視聴率をとっているのが、ドラマ日曜劇場の「JIN~仁~」だ。
現代の医師が江戸時代にタイムスリップしてしまう話だ。
現在放映中のものはシリーズ2作目で、完結編とある。
自分は今回のシリーズから見始めたのだが、話題になるだけあってなかなか面白い。
さて、実は先日、子供が風邪をこじらせた。
周囲では風邪、インフルエンザ(B型)が流行している様子で、
大型連休前ということもあり、病院は大変な混雑だった。
風邪の治りかけに、子供が突然耳の痛みを訴えだす。
転げ回るほど痛いようで、夜中にドラッグストアで子供用痛み止めを購入。
薬を飲ませるのにも一苦労してしまったが、ようやく眠ることができた。
風邪から中耳炎を発症してしまうという、割とお決まりのコースらしい。
ちなみに購入した痛み止め薬は、子供用のバファリン。
風邪薬を服用していたので、飲み合わせが不安だったので知り合いの看護師に相談した。
購入に走ったのは、夜の23時過ぎ。
24時まで空いているドラッグストアがあり、この時は本当に深夜営業の存在に有り難さを感じた。
そんなこんなで、GW前半は、休日も含め3日連続で医者にかかる。
どの病院も、特に休日診療の場合は大変な混雑だった。
そんな中、病院で「JIN~仁~」のポスターが目に入った。
-現代(いま)なら守れる- 2回の予防接種ではしかはなくせる
そう書いてあった。
※麻しん予防接種勧奨リーフレット ドラマJIN(文科省)
※リーフには、中学生用と高校生用があり(文科省)
その麻疹、先般このブログでも取り上げたが、流行り始めているらしい。
麻疹(はしか)は、年齢に関わらず重篤な状態になりかねない危険な病気だ。
今後、本格的な流行に至るかは分からないが、この季節に流行するものであり、特に注意を要すると思う。
ちなみに下記グラフは今年の都道府県の報告状況。(累積である点に注意)
感染症情報センターの週報によると、他にも、インフルエンザ(石川県、長野県、宮崎県、福井県、高知県、福岡県、沖縄県、新潟県が多い)、感染性胃腸炎(鹿児島県、福井県、富山県が多い)、伝染性紅斑(石川県、宮崎県、島根県が多い)なども増加しているようだ。
※感染症発生動向調査 週報 第15号
GWは人の流れの大きい時期。
いつもとかわらず、手洗いなどには気をつけたい。
2011-05-03 11:31
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