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女性に対する犯罪 [犯罪・事故・防犯]




僕が住んでいる地域(県内)では、このところ性犯罪が増加傾向にあるという。

帰宅途中や路上で被害にあう、無施錠の玄関や窓から侵入される、あるいは帰宅入出時に玄関から押し込まれて被害にあう、というパターンがみられるらしい。

ソフト面での予防対策としては、帰宅時・入室時に周囲に注意すること、施錠の徹底、人通りの少ない場所や夜間外出を避ける、というのがあげられる。


ようするに「警戒すること」が必要なわけだが、警戒心を常時維持するのは割と難しい。


しかし、例えば近所でこの手の犯罪が頻繁に起こっているということを耳にしていれば、警戒感を持てると思う。
しかし残念なことに、この手の犯罪は評判を気にしてか、表に出にくい。


僕の住んでいる地域でも、以前同様の事件が起こったことがある。
最終的には殺人事件にまで発展し、その時には大々的なニュースになった。
ニュースになったりして表沙汰になるのは、事件がより悪い方向に発展したときか、犯人が逮捕されたときくらいだろう。

が、それに至る前には、同じ地域同じアパートで被害が発生していたにもかかわらず、付近で事件発生を知る人は少なかった。


残念なことにこのような事件は発生し続けている。
例えば、平成21年の強制わいせつの認知件数は約6700件だ。
公然わいせつは約2300件。強姦は約1400件。
合計すれば約10400件。
毎日、1時間に1件以上はこうした事件が起こっている勘定になる。

認知件数なので、実際の数はもっと多いだろうことは容易に想像がつく。
数倍はあるだろう。

発生場所、時間帯、被疑者の職業などの統計をみると、色々と興味深いものがある。
統計データを読み解くことで傾向と対策が立てられるような気もするが、条件を限定的に絞った注意は、逆に危険であるかもしれない。
犯罪の起こる場所は、戸建住宅からマンション、駐車場、学校、駅、道路まで幅広く、時間帯にしても、やや少なめの時間帯と多めの時間帯というのはあるものの、全ての時間帯で事件は発生している。犯行時の被疑者の職業も幅広く、中学生から会社員、年金生活者、主婦(?)まであり得る。

全方位、24時間注意をするのは不可能に近いし、そこまで警戒していたら精神的にまいってしまうと思うが、最低限やれることがある。

いつでも、基本的な、ちょっとした警戒・予防は身を助けてくれる。
夜道、施錠、人の少なさ、などには注意を要したい。


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