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鳥インフルの動向 [今日のシグナル]




3月末に栃木県で見つかったオオタカの死骸から、H5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたという。
※栃木県でオオタカから鳥インフル 住宅の庭先、3月発見(東京新聞)

栃木県内では2月のハヤブサに続き、2例目だ。
※県内の鳥インフルエンザ情報

鳥インフルは“鳥のインフルエンザ”であるが、人間に感染することがある。
世界中で感染例があり、多くの死亡者を出している危険なウイルスだ。
今年に入ってからも、何件も人の感染例が報告されている。
※新着情報 鳥インフルエンザ(厚労省)

昨年から日本の野鳥で多く見られるようになり、震災の影響で見えにくくなっているが、広く日本にまん延している可能性があると思う。

鳥インフルエンザといえば、数年前までは非常に強く警戒されていた。世界中でだ。
なぜなら致死率がインフルエンザというイメージからはかけ離れるほど高いためだ。
さらに、鳥から人間への感染例があるものの、人間から人間へと広がるウイルスに変異してしまっては大変なことになる、と非常に強い恐れとともに警戒されていた。

ところが、横からひょっこり顔を出してきたのがメキシコからの豚インフルエンザ。これが「新型インフルエンザ」となり、「大騒ぎしていたよりも大したことがない」というようだ珍騒動という印象になってしまった。鳥インフルを想定していたために、強く警戒しすぎてしまったのだ。

しかし、だからといって鳥インフルの危険が去ったわけではない。

津波を警戒して堤防をつくっていたところ地震があり、来たのは想定よりも低い津波だった。
だからといって堤防を低くしよう、という話にはならない。

警戒を怠ってはいけないはずが、世間の関心は、非常に緩んでいる気がする。

気になるのは、混乱が続く東北地方だ。
未だ鳥インフルへの警戒は解けない。


最後に下記の記事を再掲しておく。


~以下、厚労省より転載
※鳥インフルエンザ(H5N1)について

鳥インフルエンザに感染しないためには・・・。

野鳥からの感染防止

野生の鳥は、インフルエンザウイルス以外にも人に病気を起こす病原体を持っている可能性があります。日頃からつぎのことに注意しましょう。

■衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物を見つけた場合は、直接触れないこと。もしも触れた場合には、速やかに手洗いやうがいをすること。

■特に、子供は興味から野鳥に近づくおそれがありますので注意しましょう。

海外での感染防止

特に、鳥インフルエンザが流行している地域に行かれる方は注意が必要です。

■ 不用意に鳥類に近寄ったり触れたりしない。
(特に、家きんが飼育されている場所、生きた鳥を販売している場所や食用に鳥を解体している場所には立ち入らない)

■ 鳥の解体や調理をしない。もしも鳥を扱った場合には必ずよく手を洗う。

■ 十分に加熱された鳥肉、卵などを食べる。

※日本に入国する際、発熱や咳など体調に異状がみられたら、検疫所の健康相談室に申し出てください。


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