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ハチ大量死の謎、解明につながるか? [今日のシグナル]






数年前からミツバチの集団失踪=大量死が問題になっている。
書籍「ハチはなぜ大量死したのか」によると、2007年、北半球に生息するミツバチの4分の1が消えたという。

ハチはなぜ大量死したのか

ハチはなぜ大量死したのか

  • 作者: ローワン・ジェイコブセン
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/01/27
  • メディア: 単行本



大量死そのものが薄気味悪いものであるが、実際深刻な実害がある。

ハチは、受粉に不可欠なのである。

科学技術万能かのような現代においても、ハチを使った受粉に、現代農業は多くを頼っている。
野菜や果物の多くが、ハチなくして生産できないのだ(効率的な受粉ができない)。

ハチが減少を続ければ、作物の生産が停滞し、悪くすると生産が途絶え、やがて野菜・果実の高騰につながりかねない。

ということで、冒頭のニュースは意外に身近な話題であり、非常に興味深いものである。


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