富士山の現状と、逃げ方 [地震・火山]
毎日新聞の特集。
・富士山、東日本大震災と連動して噴火するか 山麓の研究者に聞く
現在の富士は、比較的落ち着いているとのこと。
ただし、これまでの歴史を振り返るとM9クラスの地震の前後には、噴火が伴う例が多い。そのため要注意か。
◇1900年以降、M9以上を記録した世界の地震と周辺の火山噴火
(1)1952・11・4 カムチャツカ沖地震 M9.0 翌日にカムチャツカ半島で噴火
(2)1960・5・22 チリ地震 M9.5 2日後に200キロ以内で噴火
(3)1964・3・28 アラスカ地震 M9.2 5月にアラスカ半島で噴火
(4)2004・12・26 スマトラ沖地震 M9.1 3年以内にスマトラ島や周辺島で四つの火山が噴火
(5)2011・3・11 東日本大震災 M9.0 ?
富士山周辺では様々な異常現象が、ウェブ上だけでなく、テレビなどでも紹介されていましたから、本記事を読めばまずは一安心でしょうか。
いちいち、心配しているのも体に毒ですよね。
必要最低限の備えをし、あとはおおらかに過ごすほうがいいかもしれません。
その、必要最低限の備えのひとつとして考慮に入れたいのが、知識。
危機下において、私たちのとるだろう行動は、私たちが今、思い描いているものとは大きく違う。
例えば下のような本は、ぜひお勧めしたいと思います。
以前、このブログでも紹介しています。
・〔読書〕生き残る判断 生き残れない行動-大災害・テロの生存者たちの証言で判明
表紙がなにやら、縁遠い感じがしますが、中身は良書です。
ただ、やや重厚。もっと手軽なものを、と言う方は、類書にあたってみてください。
2012-02-10 12:31