首都直下型地震、東京特有の危険とは!? [地震・火山]
本日(3/16)未明にも埼玉県南部で地震がありましたが、このところ立て続けに起こっている千葉県・茨城県沖の地震といい、首都圏は油断ならない状態が続いています。
そんななか、気になる本を見つけました。
東京限定なのですが、東京都都市整備局と東京消防庁の全面協力でできたという地震対策ガイドです。
場所により、危険の内容は異なるものです。
東京には東京の、危険なもの、場所がある。
おのずと対策も変わってきます。
津波も怖いですが、首都直下で地震が起こった場合、火災が怖い。
かつて関東大震災が発生したとき、火炎が、それこそ津波のように人々を襲ったといいます。まるで火の竜巻のようで、数百人が広場で全滅してしまったという例もあるようです。
都内では、例えば台東区などでは戸籍を大正以前にさかのぼって調べることができません。なぜなら、関東大震災で全て燃えてしまったからです。まさに火炎地獄。
東京から少し北、埼玉県の浦和という場所があります。震災のとき、そこから東京の方を眺めると、黄色い煙のようなものが見え、かすかに人々の悲鳴、叫び声のようなものが聞こえたと言います。
都内に住んでいる方、あるいは都内に出かけるようのある方は、1冊保持されてはいかがでしょうか。
都内には都内の危険がある。それがわかる1冊だと思います。
2012-03-16 12:34