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太陽の磁場と地球寒冷化の不穏な空気 [今日のシグナル]






地球が寒冷化するかもしれない。

通常、太陽の磁場は北極と南極が同時に反転するが、北極がマイナスからプラス(S極→N極)に変わっているにもかかわらず、南極が変わっていない(N極のまま)という。太陽観測衛星「ひので」で観測されました。


これまで太陽は11年周期で反転していて、その周期で黒点の数が増減。黒点が増えれば太陽活動が活発ということで、2013年にピークを、つまり反転する時期であると見られていました。


昔から、太陽活動と経済活動に関連性が指摘されていて、太陽活動がピークを迎える時期に、株価も上昇するといわれることが多い。ITバブル時の株高、バブルの株高は何れも太陽活動と同時期。


さて、2013年にピークを迎えるはずだった太陽活動ですが、それにしては太陽黒点の数が増えない、という状態が続き、1~2年前にはだいぶ心配されていました。そこで今回のニュース。


今回のような現象は170年前と370年前にも起こっていて、どちらの時期も、太陽の黒点の数が減って、地球が寒冷化していたといわれる時期です。太陽の黒点が減るということは、太陽の活動が不活発、元気がないということですから、当然、地球は冷える。


太陽黒点の少ない時期を「マウンダー極小期」といい、約370年前の、17世紀後半から18世紀初めにかけては、長期間にわたり太陽活動が低下し、寒冷化をもたらしたとされている。


もしかしたら、これから世界は再び「マウンダー極小期」に突入するかもしれない。そうなれば、冷害による農作物への打撃やそれに伴う“飢饉”、異常気象、経済活動の低下などが起こるかもしれない。

また、このブログでも何度か取り上げていますが、地球が冷えていく、つまり氷期に入る可能性もあると思います。

私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~ (廣済堂新書)

私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~ (廣済堂新書)

  • 作者: 長沼 毅
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 単行本


上記の本の著者、長沼先生は、最近テレビでよく見かけます。先日も、スノーボールアース(地球の全球凍結)について話されていました。スノーボールアースとは、そのまま地球全てが凍り付いてしまう状態で、これまで3回起こったといわれる仮説です。そこまで行くとは思えませんが、地球や宇宙については、人間の理解の範疇を超えていますからね・・・。何とも・・・。

また、未確定ではありますが、太陽活動の低い時期、マウンダー極小期には巨大地震が多い、災害が多いなどという指摘もあります。

さて、どうなるのでしょうか。

このまま地球は冷えるのでしょうか?


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