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地震の前兆と動物の異常行動、そして平安のフレア [地震・火山]






「太平洋沿岸に位置する須崎市は、地下水位の急激な低下やニワトリが突然大きな声で鳴き出すといった現象が、地震や津波が目の前に迫っていることを示す指標になるのかについて研究しようとしている。」

優先順位としては、言うまでもなく前兆よりも現状の防災教育や対策が必要ではありますが、個人的には“動物行動の前兆現象”には興味のあるところです。


しかし、これは素人目でも難しいんだろうなぁ、ということが感じられます。

地震予知関連のサイトでは、“毎日が前兆だらけ”ですし、須崎市が震源じゃない場合でも須崎市が災害にあうこともあるわけで、エリアが小さすぎるのではないか、と。


そもそも、動物に影響を与えるのは地震だけに限らないかもしれません。

・屋久杉に宇宙変動の跡=奈良時代の超新星爆発か(時事)
「鹿児島県・屋久島で伐採された樹齢1900年の屋久杉の年輪を分析した結果、奈良時代後期の775年に宇宙で何らかの変動があったことが分かったと、名古屋大太陽地球環境研究所の増田公明准教授らのグループが発表した。超新星爆発か、太陽表面で巨大な爆発が起きた可能性があるという。」

超新星が爆発したり、太陽表面で爆発(太陽フレア)が起こると、電気やコンピューターが異常をきたすと思われます。記事にあるような事件が今、起こったとすると、通信や金融で大パニックが起こる可能性がありますが、しかしその影響は樹木にもしっかりと刻まれていた。

平安のころといえば様々な災厄が相次いだ暗黒の時代ですが、果たしてこの宇宙線が影響あったのかなかったのか。

きっと敏感な動物にも、影響を与えたでしょうね。

ちなみに地球の反対側、ペルー沖では、ことしに入ってから動物の異常大量死が話題になっています。これも地震と関係があるのでしょうか?それとも・・・。

いずれにしろ、前兆に頼る前に、各々で防災の準備をしておくことは必要だと思います。


タグ:地震

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