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ギラード首相の世界の終末に向けたメッセージと、世界滅亡の8つのシナリオ [今日のシグナル]




2012年も過ぎつつあります。年末年始には何故か終末論が出やすいように感じますが、今年はマヤの暦による「2012年人類滅亡説」があるせいか、ひときわ終末論の噂が多いように感じます。

例えば、オーストラリアのジュリア・ギラード首相による、「親愛なるオーストラリア国民のみなさん。世界の終わりがやってきます」という動画メッセージが話題になっています。

“最後”が肉食性のゾンビによるものか、悪魔のような地獄の獣によるものか、K-POPによる征服なのかはわからない。でも、1つ確かなことは、私は最後まで戦い続けるということです
・オーストラリアのギラード首相のメッセージ

ギラード首相のメッセージの中にはゾンビという言葉が出てきますが、今年はゾンビの話題も頻繁に出ていました。北米では人が人を喰らうという異常な事件が頻発し、話題になったのは記憶に新しいです。
・「全裸男性の顔をむさぼり食う全裸の男」とプリオン異常を考える
・カナダの切断事件

これらの事件が起こったとき、やはり同じように終末論の話題が出ていたと記憶しています。
人が人を喰らうため、その行動がゾンビ的として話題になったのですが、原因はドラッグではないかと考えられています。
・ドラッグが「食人行動」を駆り立てる?
クスリが人に影響を与えた事件といえば、日本でも、今年は脱法ハーブに絡んだ異常行動事故・事件が非常に多かった印象があります。


マヤ関連では、中国でも話題になっているようです。
・「地球は12月21日から3日間暗闇に」とうわさ 中国四川省で住民ろうそくに殺到(産経)
2012年12月21日から3日間、地球は暗闇に包まれる-。中国四川省でこうしたうわさが広まり、ろうそくやマッチを購入する住民が殺到している。7日付の中国紙、新京報が伝えた。」

ハッキリと“マヤ”とは言われていないものの、時期的なもの、暗闇という“暦の終わり”を暗示させるキーワードから言って、恐らくマヤに影響を受けた噂でしょう。


数ヶ月前の記事ですが、こんなものがありました。
・マヤ終末論は否定も…科学的に可能性のある「世界の終焉」8つのシナリオ
科学的に適切な世界の滅亡シナリオを集めた、というものです。

これをもとに、当ブログでもいくつか検証してみたいと思います。

■スーパー噴火
確かに最近、世界のあちこちで火山が噴火しています。
ただ、いくつかの火山が噴火したところで、被害は甚大になるものの、滅亡まではいかないのではないか、と。

しかし、時に広い地域に壊滅的な被害を与える、破滅的な巨大噴火というのがあります。
いわゆるカルデラを形成させるような噴火がそれです。

火山というと溶岩を思い浮かべるかもしれませんが、恐ろしいのは火砕流です。火砕流は、溶岩の欠片や火山灰、ガスなどが混じった本体部分と、そこから発生する熱雲部という構造になっています。

これが恐ろしい。

例えば、20世紀最大の火山災害となったプレー火山の噴火では、摂氏1000度の火砕流が発生し、秒速100メートル以上のスピードで襲いかかりました。

1000度ですよ、1000度。
それが、秒速100mですよ、秒速。

基本煙なわけですから、少しくらい高いところに上って逃げても、すぐに乗り越えてしまいます。
破滅的な巨大噴火が起こった場合、火砕流は数十キロにも及ぶとも言われています。つまり、県をまたいで被害が広がる。今まで私たちが経験したことのないような噴火です。

そして、日本では、このような噴火が、およそ1万年に1回の割合で起こるとされています
直近で起こったのは、約7300年前・・・・。

・陸の津波?火砕流

同様に、富士山の噴火も気になるところです。
富士山の噴火が、破滅的な巨大噴火になるとは言いませんが、やはり大きな被害が発生するのではないでしょうか。他の火山の噴火とは、エネルギーも規模も異なります。

噴火による直接の被害の他、農作物や電子機械、日照の問題など、日本全体への様々な被害が考えられます。
・富士山が噴火した場合の被害予測

■危険なウイルス
このブログでも何度か取り上げてきましたが、H5N1型鳥インフルエンザは驚異です。

また、最近では中東で見つかった、新種のコロナウイルスが注目されています。SARSに類似するウイルスなのですが、わからないこともたくさんあり、注意が必要だと思われます。

・新種のウイルス感染に注意

また、終末論的な話題でいうと、今年の春にロシアの調査隊が、南極の氷に閉ざされた湖に始めて到達したとの報道がありました。この湖はボストーク湖といって、約4キロの厚い氷の下にあったのです。100万年間氷の下に閉じ込められていたワケですが、我々人類の大きな進化がここ数万年で起こったことを考えると、“未知との遭遇”に近いインパクトがあります。
であるなら、私たち人類にとって予想しえない生物(微生物、ウイルス)などがあり、それとの接触が何を引き起こすかはわかりません。エボラ出血熱のような例もあるのです。

・南極の氷に閉ざされたボストーク湖に、ロシアが到達!?
・零下2度の生態系

■その他
「世界の終焉」8つのシナリオの記事では触れられていませんが、私たち日本人からすると、地震の驚異は相変わらず存在しています。必ず来るという巨大地震。地震の被害は地域が限定されますが、それでも複合的な被害が発生しやすい。どんな影響があるかはわかならい。

また、北朝鮮の不安定さも、私たち日本人としては不安なところです。
・北朝鮮、貯蔵施設に燃料注入開始か 8日にもミサイルへ(産経)

無事、年を超えられるといいですね。
ちなみに私は終末論は信じていません。

ただ、地震やウイルスには注意が必要だと感じています。
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