複数の災害に共通した備えを。 [今日のシグナル]
週末は広い地域で2週続けての大雪となり、大混乱となりました。
特に東京のお隣の山梨県では未曾有の大雪。
積雪が1メートルを超え、物流も完全にストップし、多くの人々が生命の危機にさらされる中、なぜかほとんど報道されないという状況になってしまいました。マスコミ、政府ともに何故か腰が重いように感じます。
一定の量を超えた雪は、人間の力を大きく超えます。
サラサラと降り積もる雪であれば、除雪などで対処することも可能です。
しかし、短い時間で大量に、それこそ100cmを超えるような積雪になってしまうと、個人レベルでは手の打ちどころがなくなってしまいます。
雪をかけば、崩れる。
踏み外せば、埋もれる。
外に出られない。
車や機械などを動かせない。
小さい頃に、雲が落ちてきたとしたらどうしよう・・・と想像したことがあります。
ふわふわと浮かんでいる軽い雲が、もし重さをともなって落ちてきたら、あたり一帯が潰されてしまう、と。
浮かんでいるわた雲は軽そうに見えますが、1つのわた雲あたり、数十トンの質量があるそうです。浮力など色々な条件により浮いているわけですが、それなりの重さがあるんですね。ですから、あのわた雲が全部落ちてきたら、実は大変な重さなわけです。
今回の大雪は、雲が落ちてきた。
そのくらいのレベルの話かもしれません。
災害には、自助だけでなく、公助・共助が間違いなく必用です。
しかし、この数年の災害の多さを見るに、公助・共助の仕組みづくりはもちろんのこととして、自助の部分も増やさざるを得ないと思います。
まずは最低限、3日間、できれば1週間程度の水・食料の備蓄を。
ラップ、紐、タオル、小銭、懐中電灯、電池、ガスコンロなどもイザと言うとき便利です。
とにかく、色々な種類の災害(大雪、地震、新型感染症のパンデミックなど)に共通して対応できる、日常品の備蓄から始めるといいと思います。
・雪の降る日に富士山噴火の足音を聞く。
毎年、なんらかの想定外の自然災害があって困ってしまいますね。
また、今週中頃には関東で雪が降るとか・・・。
タグ:大雪
2014-02-17 09:55