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ウォーターボールズ、誤飲の危険 [犯罪・事故・防犯]

水を含むと元の大きさの400倍に膨らむボール形の玩具が、自主回収されました。
米国とカナダで2010年以降、計9万5000個が販売されているそうです。

この玩具、ウォーターボールズという商品で、もともとの大きさはビー玉くらい。
今回自主回収される理由は、“誤飲の危険”があるため。
飲み込んで体内で膨張してしまうと、腸をふさいでしまう恐れがあるうえ、X線検査でも見えず、取り出すには手術が必要になるということです。

水を含むと大きくなる、というのは面白いのですが、確かに小さな子供のいる家庭では危険かもしれないですね。

パワハラ被害にあわないために [犯罪・事故・防犯]

厚生労働省がパワハラに関する調査報告書を発表しました。
今年は学校のイジメ問題が大きな話題になりましたが、中には明らかな犯罪であるにも関わらず、いじめという言葉を使うことでオブラートに包まれてしまうケースも多かったように記憶しています。
大人の社会でも同じく、暴行・傷害などの、通常であれば犯罪に類するようなことが「パワハラ」というオブラートに包まれてしまっている、そんな事例が4.3パーセントもあるのです。

・「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」の報告書(厚生労働省)

少し内容を紹介します。

◆「精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)」55.6%
・ 皆の前で大声で叱責。物をなげつけられる。ミスを皆の前で大声で言われる(女性、30 歳代)
・ 人格を否定されるようなことを言われる。お前が辞めれば、改善効果が300 万出るなど会議
上で言われた。(男性、20 歳代)
・ 同僚の前で無能扱いする言葉を受けた。(男性、50 歳以上)

◆「過大な要求(業務上明らかに不要なこと、遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)」28.7%
・ 就業間際に過大な仕事を毎回押し付ける。(女性、40 歳代)
・ 一人では無理だとわかっている仕事を一人でやらせる。(男性、20 歳代)
・ 休日出勤しても終わらない業務の強要。(男性、30 歳代)

◆「身体的な攻撃(暴行・傷害)」4.3%
・ 足でけられる(女性、50 歳以上)
・ 胸ぐらを掴む、髪を引っ張る、火の着いたタバコを投げる(男性、40 歳代)
・ 頭をこずかれた(男性、50 歳以上)

一番の方法は、このような会社に捕まらないこと。
就職、あるいは転職の際に事前に調べることをおススメします。

あらゆる就職情報は操作されている~ブラック企業が仕掛ける就活のワナ~ (扶桑社新書)

あらゆる就職情報は操作されている~ブラック企業が仕掛ける就活のワナ~ (扶桑社新書)

  • 作者: 恵比須 半蔵
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2012/12/01
  • メディア: 新書



ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

  • 作者: 今野 晴貴
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/11/19
  • メディア: 単行本


ポイントは、①従業員数に比べて募集人数が多すぎないか、②離職率はどうか(社員数が増えているか等)、③その会社・部署の平均年齢が若すぎないか、といったところでしょうか。あくまで私の主観ですが。

そして、間違って入社してしまった場合は、過度なパワハラは犯罪行為であるという認識を、被害者本人もしっかりと持つことが大事だと思います。
中には自分のせいだと自分自身を攻めてしまうケースも見られます。気をしっかり持ち、しかるべき所に相談しましょう。
タグ:パワハラ

迷惑な勧誘 [犯罪・事故・防犯]

強引な勧誘、営業によるトラブルが増えているようです。
・住宅改装、強引に勧誘=震災後に急増、解約は高額-国民生活センター(時事)

「同センターによると、業者は主に訪問販売で勧誘し、「保険金が下りるから修理費は掛からない。請求手続きは代行する」などと説明。顧客が解約しようとすると、着工前なのに「解約金として保険金の50%を支払え。払わないなら訴訟を起こす」と脅されるケースもあるという。」

強引な営業というのは、なかなか減らないですね。
私も強引な勧誘に遭遇したことがあります。私自身の受けた強引な勧誘を、2つご紹介しましょう。

1つは、電話での勧誘でした。

神奈川県にあるという会社の、投資マンションの勧誘です。となかく大きな声で話す営業で、何を言っても切ろうとしません。

「不要です」「不要というのは、これからお話することをご存知の上で不要なのですか?」

「話を聞くつもりはありません。迷惑なのでこれ以上はやめてください」「それは、どういった意味での迷惑ということでしょうか?」

と、断っても断っても動じる様子がありません。
どこで個人情報を入手したのかと聞いても、しっかりと対応マニュアルがあるようで、ひるむ様子もなし。

後でこの会社の社名を、インターネットで検索してみて、驚きました。
会社名+評判、や、会社名+勧誘、で検索すると、たくさんの“やらせサイト”らしきものが出てきくるのです。
会社名と、評判、勧誘、迷惑、電話などで検索してくることを想定しているのか、検索上位に来ることを狙ったかのような不自然なサイトの数々がヒットします。ある意味、ステマですよね。ちょっと呆れました。


2つめは、オフィスへの飛び込み営業。

よくある手口ですが、新人で研修中なので、とにかく名刺交換だけでもいいのでさせてくれ、と。名刺交換をすると後々面倒なのはわかっているので断ると、大声で、
「お願いします」
「そこを何とか」
「助けてください、お願いします」
などと、私の姿が見えなくなるまで叫ぶのです。
まったく知らない人が聞いたら、誤解されそうな言い方ですよね。
このような手口で、仕方なく名刺を渡されるという経験があるのでしょう。

この研修と称して名刺交換を行う手口は、街中などでも行われ、その後の強引な勧誘が問題となり、何度かニュースなどでも取り上げられたことがあります。


とにかく、相手は色々と「断りにくさ」や「人間の持つスキ」を研究しつくし、強引にあなたを狙ってきます。ご用心ください。

罪が釣り合わない [犯罪・事故・防犯]

・靴に洗浄液、DVDに傷…同僚に嫌がらせ、長崎市職員を戒告「遊び半分だった」(産経)
「市によると、男性職員は7~9月、同センター事務所で、車の洗浄液を嘱託職員の靴に入れたほか、嘱託職員が持っていたDVDに傷をつける嫌がらせをした。
 嘱託職員が被害を訴えて発覚した。市に「このまま仕事を続けても、また何かされるかもしれない」と説明して10月に退職した。
 男性職員は「遊び半分だった」と話している。ほかにも車に傷をつけられたり、靴がなくなったりしたが、関与を否定しているという。」

戒告処分とは、かなり軽い処分のようですね。
・戒告処分(はてなキーワード)

1人の人生を狂わせておいて、やったことの稚拙さと、それが招いた罪悪、そして処分の内容が、全て釣り合わないと感じます。

・路上生活者殺害容疑で逮捕=16~17歳5人「のりで襲撃」-暴行の様子撮影・大阪(時事)
「大阪市北区で10月、路上生活者の男性5人が相次いで襲われ富松国春さん(67)が死亡した事件で、(中略)同課によると、16歳と17歳の無職少年は動機を「のりです」「楽しければ何でもいいという感じ」と説明。鉄筋工の少年は「誰かがホームレスをしばきに行こうと言い出した。(被害者は)最初は『助けて』と言っていたが、寝た状態になり、思いっきりサッカーのシュートのように蹴った」と供述しているという。」

その様子の動画を、スマートフォンで撮影していたそうです。5人とも暴行を認めているのですが、高校生以外の殺人容疑が持たれている4人は、殺意を否認しているとのこと。

これも、どう裁かれるかは先の話でわからないですが、未成年ということもあり、どの程度の裁きを受けるのでしょうか。

前述の市職員はいい年をして稚拙で悪意があり、後者の少年たちは1度の暴力で満足できず連続して襲撃しているわけで、どちらにしても、まともな犯行・思考とは思えず、更生するようには思えません・・・。

刑務所に入れる、形に服す、ということだけで更生するためには、自責の念、自分自身を振り返り、考える力が必要とされます。ある程度の自浄作用が求められます。

ついカッとして、とか、追い詰められて、ということでの犯行であれば更生もわかるのですが・・・どうでしょうか?
タグ:犯罪

福井で起こった不気味な事件 [犯罪・事故・防犯]

最近、ちょっと不気味だなと思うような事件がありました。

11月19日、福井県の家具製造会社敷地内の防火水槽で、白骨化した中年の男性とみられる遺体が見つかった事件です。
・骨化した中年の男性とみられる遺体が見つかった事件(福井新聞)

防火水槽の中は縦3.6メートル、横5.4メートル、深さ2.1メートル、最大4万リットル貯水できる容量なのですが、発見時は満杯だったようです。中を確認してみると、どうやら黒いTシャツとズボン、黒縁メガネを着用していたようです。

さて、何が不気味なのかというと、この水槽内から不思議なものが発見されたから、です。

何かというと・・・


この防火水槽の中から、空気の入ったビニール製の浮き輪が見つかったのです。

発見されたときには遺体から外れていたそうですが、もしかして浮き輪を使って中にいたのか!?
閉じ込められたのか、それとも自ら入り蓋をしたのか?

だとしたら、その目的と理由は・・・!?


色々とわからないことだらけなのですが、水と暗闇の防火水槽の中でしばらく生きていたのかと考えると、なんとも残酷な話です。
タグ:犯罪

続報、広島呉市の猫の事件 [犯罪・事故・防犯]

また、広島県呉市で猫の死骸が見つかったらしい。
・呉の切断猫10匹に=広島県警

この件は、3週間くらい前にこのブログでも取り上げました。
・広島県呉市で起こりつつある、異常な事件

今回の事件でも、死骸が見つかったのは、小学校跡地正門前と駐車場。今までと同じく、隠すつもりがない。見つかることを前提としている。つまり、エスカレートする危険性が高いということです。

近隣で、小さなお子さんのいるご家庭は気をつけてほうがいい。防犯ブザーなどの防犯グッズを用意する、或いは見回りを強化する、ということをした方がいいと思います。

防犯ブザー反射タイプ GE035W

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  • 出版社/メーカー: アスカ
  • メディア: Personal Computers



プリンセス防犯ブザー チャーム 【誤作動防止スイッチつき】 レッド GE037R

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  • 出版社/メーカー: アスカ
  • メディア: ホーム&キッチン


もちろん、人間を対象とした大きな事件には発展しない可能性もありますが、現状、いわばこの件は、“リスクが所在していますよ”というシグナルが点滅しているようなものです。

まるで、ナマズが騒ぎ、ねずみが走り出し、不気味な雲が空に現れ、地鳴りが鳴り響き、というような、いわば前兆現象が頻繁に起こっているようなものです。不安を煽るつもりありませんが、用心するにこしたことはないと思います。

さて、今回の猫の死骸が見つかった時刻は、2件とも午後3時頃、と共通しています。今までの発見時刻はわかりませんが。また、前回の報道ではいずれも発見場所は4キロ圏内とのこと。そろそろエリアを絞り込めてきたのではないか、と期待したいところです。

再犯率と、高齢者の犯罪 [犯罪・事故・防犯]

犯罪自体は減ってきているようですが、どうやら再犯の割合が増えてきているようです。
この傾向はちょっと不安になりますね。下記、報道です。

・再犯者率最悪の43.8%=高齢者の検挙急増-犯罪白書(時事)
「11年の刑法犯の認知件数は213万9725人で、02年をピークに9年連続で減少。一方、再犯者率は43.8%となり、1989年以降、最悪だった10年の42.7%をさらに上回った。」

一般刑法犯の検挙者数は30万5631人で、再犯初犯の内訳は次のとおり。
2011初犯・再犯.jpg

また、高齢化にともない、65歳以上の高齢者による事件も増えていて、一般刑法犯の検挙者数は20年前(92年)に比べ6.3倍の4万8637人。特に暴行と傷害が急増し、それぞれ20年前(92年)と比べ49.5倍、8.7倍となったそうです。

これは以前からその傾向が見られていましたが、高齢化にともない、65歳以上の犯罪はますます増えると思います。人口ボリューム自体が大きいので、仕方のないことかもしれません。

犯罪の傾向と質が変わるかもしれませんね。

犯罪者はどこに目をつけているか (新潮新書)

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  • 作者: 清永 賢二
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タグ:犯罪

交流サイトで子どもが被害者となる傾向 [犯罪・事故・防犯]


交流サイトを通じて子どもが被害にあう事件の傾向がわかりました。

・「親の注意なし」6割=交流サイト事件の児童-容疑者88%、わいせつ目的(時事)
「見知らぬ人と交流できるコミュニティーサイトを通じて児童が犯罪に遭った事件を警察庁が調べたところ、容疑者側の動機の88%がわいせつ目的だった一方、被害児童の多くは「遊ぶため」「優しい人だから」といった理由で会っていたことが分かった。」

子どもの94%は有害サイトの閲覧制限サービス「フィルタリング」に未加入、63%は親から注意を受けていないという。親子そろって無防備なのですが、これは親が主導するべきでしょう。

現実社会では、家に鍵をかけ、子どもだけの夜の出歩きは注意され、子どもに声をかける不審な大人がいればすぐに通報されます。ところが、ネットの世界ではほぼ野放し。鍵もかけず、外出も自由で、不審者が声をかけてもそれにすら気がつかない。

これは非常に恐ろしいことなので、子供を守るためにも注意した方がいいですね。
タグ:交流サイト

「万物に愛」を理念とする虐待施設 [犯罪・事故・防犯]


「千葉県南房総市白浜町の精神障害者福祉施設「ふるさとホーム白浜」で、運営母体の社会福祉法人の理事長が入所者を虐待していたとして、県が理事長を更迭するよう同法人に勧告していたことが30日、分かった。勧告は26日付。
 勧告を受けた社会福祉法人は、東京都荒川区の「愛と光の会」。県は、山下洋子理事長(70)が今年4~9月、複数の入所者を平手打ちにしたり、入所者同士に無理やり殴り合いをさせたなどとしている。」

ひどい事件ですね。こういった福祉施設や介護施設では、時折このような事件が起こりますが、原因な何なのでしょうか?ストレス?それとも閉鎖された社会空間という環境?

ただ、今回の事件では、虐待があっただけでなく、“入所者同士に無理やり殴り合い”をさせるなど、やることが残酷な上に稚拙。
その他にも、介護給付費を不正に請求し受給していたり、節約のため夏の間は水風呂に入浴させていたり、「就労支援にもなるという趣旨で、深夜に足のマッサージをさせ、うまくいかないとたたいていた」りと、色々な悪事が明るみになっています。
・精神障害者施設虐待:「日常的に暴力」 県の調査に職員(毎日)

問題とされている理事長は70歳ということで、地位的にも年齢的にも経験的にも仕事的にも、分別は人一倍あってしかるべきなのに・・・。


同会のウェブサイトには、

~万物に愛を!
貴方は一人ではありません。
ボランティアをしながら、自分たちも世のため人のために、役立ちながら一緒に生きて
みませんか。 ~

などと書かれています。
また、同会はボランティアにも参加しているうえ、会や問題とされる理事長の沿革を見ても、献身的で素晴らしい経歴。

教訓。

どんな素晴らしい事を言っていても、社会奉仕に積極的であっても、社会的地位があったとしても、悪人がいることもあり得るし、年を重ねたからといって、人間味を増すとは限らないということですね。
良心をもたない人たち (草思社文庫)」の著者、マーサ スタウト女史も、「良心を持たない人が、牧師や教師などの聖職者であったり、経営者や警察官や政治家でもありえる」と言っています。

良心をもたない人たち (草思社文庫)

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  • 作者: マーサ スタウト
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2012/10/04
  • メディア: 文庫



広島県呉市で起こりつつある、異常な事件 [犯罪・事故・防犯]

広島県呉市で起こっている、連続猫惨殺事件が気になっています。

・さらに2匹、切断猫8匹に=4キロ圏内、関連捜査-広島県警(時事)

「広島県呉市で切断されるなどした猫の死骸が相次いで発見されている事件で29日、同市で新たに2匹の死骸が見つかった。今年3月以降、同市で発見された猫の死骸はこれで計8匹となった。県警呉署は、動物愛護法違反と器物損壊容疑で捜査し、他の猫との関連などについても調べている。」

腹部をとったり、頭部を切断したりと、尋常ではない。
そして、隠そうともしていない。

犯人は、明らかに一線を超えていると思う。にもかかわらず、被害にあったのが猫ということで、「動物愛護法違反や器物損壊」という罪名にしかならないのが辛い。

対象は、やがて人間に向かうかもしれない。
8匹の死骸が見つかったのは、いずれも約4キロ圏内とのこと。

子供のいる人は気をつけてください。

犯罪は「この場所」で起こる (光文社新書)

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  • 作者: 小宮 信夫
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/08/17
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診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち (ハヤカワ文庫NF)

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  • 作者: ロバート・D. ヘア
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 文庫



FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)

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  • 作者: ロバート・K. レスラー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
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