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そのうち(良質な)空気が有料になるかもしれない [ガン・生活習慣病]

日本の平和さをあらわす言葉として、「水と安全はタダ」とよく言われますが、それ以上に必須であるにも関わらずコストを意識しないものとして「空気」があります。

空気がなければ即死です。生存していくことができません。

当たり前です。

食事は口に入れるものだからと、産地や料理方法に気を配る人も多いかと思いますが、それ以上に必ず体に摂取され続ける空気。大切以前の問題です。

その空気の質が心配です・・・。

・PM2・5の影響濃厚 黄砂の日は救急搬送増加 脳梗塞3割増の結果も(産経)

なんでも中国から飛んでくる黄砂の濃度が高い日は、救急搬送の数が増えるということで、その原因は大気汚染物質ではないかということ。

「黄砂濃度が高い日は黄砂がない日に比べ搬送数は12%多く、心臓病と脳卒中の循環器疾患に限ると21%も増えた。」

大気汚染物質ですから、喘息とかならイメージがわくのですが、なんと心臓病や脳卒中の方が高い。なんででしょうね。

水も有料のものが増えたのと同様、近い将来、空気ビジネスが増えるかもしれません。それも、空気洗浄機とは別次元のレベルで・・・。

・家庭内の通気口に空気洗浄機を!
・快適で安全な空気で睡眠もばっちり、ストレスも解消!!
・お子様の成長のために、良質な空気を!!!

とうのは想像ですが、そのうち住宅に標準装備されるかもしれませんね。

【PM2.5対応】SHARP プラズマクラスター搭載 加湿空気清浄機 ホワイト系 KC-B50-W

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  • 出版社/メーカー: シャープ
  • メディア: ホーム&キッチン






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  • メディア: Automotive



タグ:PM2.5

がん村と、日本の亡所 [ガン・生活習慣病]

環境汚染が原因でがん発症率が高い「がん村」が存在する-。

中国の話ですが、以前からこういったことは囁かれていました。そして何と今回、中国の環境保護省が「がん村」の存在を公式に認めたのです。

「急速に経済発展してきた中国では今、産業廃棄物や有害なスモッグを始めとする環境・健康問題をめぐって政府に対する国民の不満が高まっている。

 こうしたなか、環境保護省は今週公表した環境改善に向けた5か年計画の中で、「有毒・有害な化学物質によって、多くの場所で水や大気に深刻な問題が生じている」「一部地域では『がん村』さえ発生している」と指摘した。」

かつて東京でも大気汚染がひどかった時代、東京23区内から“こけ”が消えてしまった、とう話を聞いたことがあります。日本でも近代から高度成長期にかけて、様々な公害と公害病が発生しましたが、中国の現状を見聞きすると、日本とは比較にならないのではないかと心配になります。

数メートル先もくもって見えない都市。緑色の川。
映像で流れてくると、ゾッとしますよね。
果たしてこれは、人が無事に住める環境なのかと。
いや、無事なはずがないだろうと。

上記の記事によると、「2010年には米国の地理学者が、中国当局のウェブサイトやテレビ局などから集めた情報を基に、中国国内に241か所の「がん村」があると発表」したとのこと。また、「米セントラル・ミズーリ大学に籍を置くリー・リウ氏は、非公式な情報も含めると「がん村」は459か所あると指摘している」とのこと。

「がん村」の定義はさて置き、“人間の健康と生態系に対し、長期的・潜在的な悪影響をもたらしている”と疑われる場所が3桁もあるというのは、驚きです。

それらの地域は、回復が可能なのでしょうか?


日本の歴史を遡ると、“亡所”という言葉が時折出てきます。
亡所とは何かというと、災害や戦乱などで人が住めなくなってしまった場所ということです。
例えば江戸時代、富士山が大噴火した時には、山嶺の村々が亡所に指定されました。これは自然災害に由来する亡所ですね。場所によっては、3丈(約3メートル)も焼砂(火山灰)が降り積もり、畑も何もかもダメになってしまった。亡所に指定され、つまりは国から見捨てられてしまったわけです。この場合、復旧に数十年かかっています。

島原の乱や、歴史の闇の深い「小生瀬事件」などは、戦乱に由来する亡所でしょうか。ちなみに下記の本は「小生瀬事件」という歴史の闇を題材にした衝撃の逸話を元にしています。興味のある方はどうぞ。

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)

  • 作者: 飯嶋 和一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/12/06
  • メディア: 文庫


最近になってこの亡所という言葉が、改めて注目されました。

理由は、そう、あれです。
東日本大震災です。人の住めなくなってしまった地域が多くありますね。
その極めつけが、福島原発事故です。

一部の地域に、人がまったく住めなくなってしまった。

土地や、生態系の回復は可能なのでしょうか。


話があちこちに飛んでしまいましたが、中国の「がん村」のニュースはショッキングです。
「がん村」というネーミング自体が衝撃的であり、さらに海をわたって外国(日本など)にまでわたってくる公害が、今注目を集めています。

今後、公害をもとにした病気やら何やらが、続々と出てくるように思います。

中国が「がん村」の原状回復に着手するのか、それとも亡所のように見捨てるのか。或いは何もしないのか。今後の対応に注目です。
タグ:がん

ピロリ菌除去の検査と治療、保険適用に?胃がんの予防に光明か!? [ガン・生活習慣病]

今まで高額だったピロリ菌除去が、保険適用で負担が軽くなる?そんなニュースが入ってきました。

・ピロリ除菌の保険拡大へ 厚労省、胃がん発症減も
・胃がん予防へ、ピロリ菌の除菌治療に保険適用
保険適用されたのは、製薬企業12社が販売する、抗生物質と胃酸を抑える薬。呼気検査などで感染が見つかり、内視鏡で胃炎が確認されれば、患者は1週間ほど服用する。これまで、胃炎の治療として除菌すると、1人あたり数万円の費用負担があった。

2012年末、人気芸人「雨上がり決死隊」の宮迫さんが早期胃がんのため休養するというニュースが入り、私たちを驚かせました。

癌は日本人の死因のトップ。大病というイメージがあります。
宮迫さんは早期発見だったため、胃の3分の2を摘出し、年明け早々にはテレビ復帰を果たし、元気な姿を見せてくれています。

胃がんになった有名人には、進行の早いスキルス胃がんで亡くなった逸見政孝さんや、王貞治さんなどがいます。
かつて胃がんは日本人の死亡者数1位、現在でも2位といった具合に、悲しいことに私たち日本人にとって非常に身近な病気。
胃がんの患者は約21万人。年間に5万人が亡くなっていると言われています。
私の家族や知人でも、胃がんで手術を受けたり、亡くなったりという方もいます。

さて、この胃がんに関連しているのではないかと言われるのがピロリ菌です。

ピロリ菌に感染しているからといって確実に胃がんになる、というわけではありませんが、様々な研究で異がん患者には高頻度でピロリ菌が確認されています。胃がんの原因の9割以上をピロリ菌が占めるとも言われています。
このピロリ菌、29歳以下では約30%が感染していますが、50代以上となると80%ととても高い。

ピロリ菌にどのような感染したのか、その感染経路は特定できない場合が多いですが、幼少期に親から感染するケースが多いようです。

これまで胃潰瘍などの病気がなければ、ピロリ菌の除菌に健康保険が適用されず、自分で負担するしかありませんでした。

そこで今回の保険適用のニュース。
胃がんが心配な人に、光明です。

例えばピロリ菌検査が約8千円、除菌治療が約9千円、あわせて1万8千円前後の費用が必要でしたが、保険適用がされれば自己負担は5千円ほどですみます(※こちらを参照)。
一般家庭にしてみれば、これは大きいですよね。

さて、これはいつから保険適用されるのでしょうか。
今から病院にいったら、健康保険は適用されるの?

確認してみたところ、通知が出されるのはこれからだそうで、今現在、適用されているわけではないそうです。
来年度早々に適用されるのか、それとももう少し先になるのか。
確定されれば報道でも取り上げられるでしょう。

早く適用されればいいですね。

・胃がん予防、大きな前進 ピロリ菌、胃炎での除菌も保険適用へ

喫煙女性の健康リスクが増えている [ガン・生活習慣病]

女性220万人以上を対象とした調査で、喫煙女性の間で肺がんや慢性閉塞性肺疾患など、疾病死が顕著に増加していることが分かった・・・というニュースです。
研究元の米国がん協会元名誉副会長の医師は、女性をターゲットにした「ライト」や「マイルド」と銘打ったタバコの増加が、その背景にあるのではないかと指摘しています。
軽めのタバコから出る希釈された煙のほうが、ニコチンに慣れた体がいつものニコチン量を吸収しようとして、より肺の奥まで深く煙を吸い込むからだという。

元喫煙者の私も、かつてタバコをやめようとした時、軽めのタバコに変更する、ということを行いました。

軽めのタバコに変えるだけで、少しだけ健康に配慮したような気になるのです。
私の場合は、“吸っても吸った気になれず”、本数が増えたり、続けて2本増えたりという悪循環に陥り、結局元のタバコに戻ってしまいました。


しかし、確かに軽めのタバコというのは女性をマーケティングの対象にしていると思います。
吸いやすさもあると思いますが、パッケージやデザインなど、女性をターゲットとしている商品の多さに気がつきます。

先日、このブログでも紹介しましたが、(禁煙決断の、最終リミット)禁煙は早ければ早いほうが効果が大きいので、少しでもやめようかと思った方は、是非禁煙にチャレンジしてみてください。

ちなみに、以前、こんな記事が話題になりました。
双子の姉妹がいて、片方だけが22歳から喫煙した場合、40歳の時点でどのくらい顔が違っているか・・・。
BBCがシミュレーションした写真を見ることができます。BBC&喫煙&双子で検索すると、見ることができると思いますので、興味のある方はググってみてください。

タグ:喫煙 COPD 禁煙

ソフトドリンクと前立腺がんの関係 [ガン・生活習慣病]


「ルンド大学の博士課程で学ぶイサベル・ドラケさんらの研究チームは、45~73歳の男性8000人以上を対象に、平均15年間にわたり定期健康診断の受診と食習慣の記録を依頼した。
 その結果、330ミリリットルのソフトドリンクを1日当たり1本飲む男性は、治療が必要とされる比較的重い前立腺がんの発症率が40%高いことが分かった。これらのがんは、前立腺特異抗原検査で発見されたのでははなく、表立った症状が出て見つかったものだった。」

記事を読むだけでは、結局何が原因なのかわかりません。
糖分がいけないのか、それともソフトドリンクを飲む人に多い他の要因が原因なのか、なんともはっきりしません。

しかしながら、この手の話を聞いて感じる確かなことの1つは、“偏った食生活はダメ”だということ。品目が少ない、特定のものを食べ過ぎる、過剰に糖分をとる、などはNGなわけですね。
タグ:前立腺がん

住む場所を考える上で重要な、医療環境 [ガン・生活習慣病]

住む場所を検討するうえで、是非考えておきたいことの1つが、医療環境です。

もちろん、若いうちに、一時的に住むのであれば、優先順位はさほど高くないかもしれません。しかし、住む地域の医療環境を知ることは、子供を産もうと考えている出産・育児世帯や、終の棲家を考える場合には、とても重要なポイントです。

最近では産婦人科が近所にない、という話はよく耳にします。
また将来の問題として大量の医療難民が発生するのではないかとも言われています。年をとってからの老後、近くに病院があるのかどうか、また年をとっていなくても、いざ病気のときに緊急搬送を受け入れてくれる病院のあるなしというのは、まさに命に関わる問題です。

そこで、医療機関の増減について参考目安にしたい1つの情報源が、厚生労働省の「医療施設(静態・動態)調査・病院報告」です。最新の2011年のものが発表されましたが、それを見ると、都道府県によってはっきりと差が出ているようです。

人口10万人当たりの病院の医師数が多い都道府県は、

東京、石川、京都、和歌山、岡山、徳島、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分など。

東京という首都や、九州地方が多いようですね。

一方、少ないのは、
埼玉、千葉、岐阜、静岡、三重、愛知、新潟などです。

人口や、隣接する都市などの影響も受けるため、一概に比較はできませんが、参考の目安にはなるでしょう。


医療施設全体を見ると、小児や、産婦人科の施設数が18年連続で減っています

少子化という要因に加え、激務であったり、訴訟リスクがあったりということで敬遠されているのかもしれません。

ちなみに前年(平成22年-2010年)と比べて、

産科   180→156(13.3%減)
産婦人科 1252→1239(1.0%減)
小児科  2808→2745(2.2%減)

産科、小児科は減少率の1、2位です。

住む場所を考える際には、ぜひ、その地域の医療環境を気にしてみてください。
あなたの住む地域の医療環境は、いかがでしょうか?

参考:厚労省「平成23年(2011)医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」

乳がん検診の是非と、セカンドオピニオンのススメ [ガン・生活習慣病]


以前から「がん検診はメリットか、デメリットか」という論争があります。誤診や検査自体の体への悪影響、一方で早期発見早期治療のメリット、など色々なことが言われています。今回の報道は乳がん検診はメリットの方が大きかった、というもの。

「乳がん予防検診を受けることで得られる恩恵は、その危険性(リスク)よりも大きいとする研究論文が、30日の英医学専門誌ランセットに掲載された。論文は乳がん検診を受けることで、より多くの女性の命が救われると主張している。
 乳がん検診をめぐっては、生涯にわたって発症することはなかったり、検診を受けなければ乳がんと診断する必要はなかった例にまで手術や放射線治療などを行ってしまう過剰診断の危険性について、これまで多くの議論がなされてきた。
 今回の論文は、英国の政策立案者への提言を目的に、保健省のイングランドがん医療責任者、マイク・リチャーズ氏と英国がん研究所のハーパル・クマル最高経営責任者が設立した独立専門家委員会がまとめたもの。論文は調査の結果、「乳がん検診により余命は伸びる」と結論づけている。」


早期発見早期治療は、非常に魅力的です。
多くの命を、生活を守ることにつながると思います。

しかし、一方で「検診で乳がんと診断された例の20%近くは、何の症状も起きないもの」だったということもあり、この点が議論を呼びます。

こういう場合に検討したいのが、セカンドオピニオンですね。
セカンドピニオンとは、別の医師の意見を聞くことです。患者さんの安心にもつながります。主治医に言い出しにくい、ということもあるとは思いますが、大切な身体のことなので、後悔は残さないほうがいいでしょう。仮にこれで腹を立てるような医師が、仮にいたとしたら、そんな医師に大切な命を預けられません。

最近では、保険にこの「セカンドオピニオン」サービスが付帯されているものもあるようです。こういった専門会社のサービスの場合、特に優秀・実績のある医師のセカンドオピニオンが受けられる、というのが利点です。

また、健康保険組合や企業の福利厚生で、こういったサービスが付加されていることがあります。

自分のところが導入されているのかの確認ですが、健康保険組合の場合は、自分の加入している健保の保険事業担当者に電話をし、導入しているか確認してみてください。「ほけんだより」のような冊子に記載されていることもあります。

企業の場合は、それなりに大きな企業でないと導入は難しいと思いますが、福利厚生の一貫として導入されているケースもあるので、総務の福利厚生担当者に確認してみてください。

利用できる環境があればいいですね。

禁煙の方法について [ガン・生活習慣病]

こんな記事を見つけました。

・風邪じゃなくてCOPD?=慢性肺疾患、まず受診を-医師会など(時事)
「喫煙などがきっかけで風邪のようなせきやたんが長引き、息切れがする「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)」について、日本医師会や日本呼吸器学会などは30日、製薬会社と協力して認知度を高めるプロジェクトを始めると発表した。(中略)COPD患者は500万人以上、死者は年間1万6000人以上とみられ、増加傾向にあるが、COPDと気付いていない患者が多い。」

私は、COPDは本当に怖い病気だと思っています。
日本はもちろん、世界的に見ても高齢化と喫煙習慣により、数億人レベルでの患者が現れると言われています。つまり、医療費が膨大に膨れ上がるということです。

COPDの大きな原因の1つが、喫煙です。
・COPDの原因

喫煙については、このブログでも何度か取り上げているテーマの1つです。今思えばカテゴリとして独立させても良かったですね。

以下は、過去のこのブログ記事です。
・喫煙女性が禁煙と引き換えに手に入れるもの
・喫煙と、陸上で溺れるCOPDの恐怖
・禁煙と健康ステージ理論
・10代の喫煙について
・妊娠・出産と禁煙
・女性の顔のしわと骨密度、そして喫煙について

テーマは喫煙とCOPD、禁煙のための健康行動理論、女性の喫煙、美容との関係、妊娠・出産、未成年の喫煙、など様々に取り上げています。

気になるテーマがあったら是非読んでみてください。

禁煙は、やめようかと思った時が、まさにやめ時です。
タグ:禁煙 COPD 喫煙

喫煙女性が禁煙と引き換えに手に入れるもの [ガン・生活習慣病]


「40歳までに喫煙をやめた女性は寿命が平均で9年以上延びるが、それでも死亡率は非喫煙者より20%高いとする論文が、27日の英医学専門誌ランセットで発表された。調査は英国の女性120万人近くを対象に行われた。なお、男性を対象に行われたこれまでの調査でも、今回と同様の結果が出ている。
 調査によると、成人してから最後まで喫煙をやめなかった女性の平均寿命は、非喫煙者より11年短かった。それに比べ、40歳までに禁煙した女性は平均で9年以上、30歳までなら約10年も寿命が長かった。」

喫煙が身体に悪いことは、喫煙者はみんな知っています。
この記事を見て、「え?そうなの?」と驚く人は少ないでしょう。

それでも多くの喫煙者は、たばこを止められない。

私は思うに、喫煙というのはやめるタイミングというのがあって、経験・知識・体の具合・周囲の状況など、一定の条件が揃わないとやめにくいのではないかと感じます。

「30歳までに禁煙すれば約10年も寿命が長くなる」と言われても、その30歳前の人にとって、あまりに遠すぎる将来のことです。

30歳前から老後を考えて貯金にはげむ人が少ないとの同様、メリットがあまりに遠すぎて、行動する意欲がわかない。

しかし、こういった情報の蓄積が知識となり、不調や、肺がんになった人を見かけるなどの経験と結びつき、それらが蓄積され、きっかけがあれば禁煙へとつながります。

だから、こういった情報は、即時性は持たないものの、決して無意味ではありません。

ということで、私からひと言。


タバコの臭いって、思っている以上に染み付いていますよ。
電車でとなりに来られると、臭い。「うっ!」ときます。
喫煙者自身も臭いが染み付いていることは自覚されていると思いますが、非喫煙者からすると、その何倍も臭いがわかります。メンソールでもそうです。
特に口臭は、もはやタバコの臭いというより吐しゃ物の・・・。

ああ、すみません、ひと言が長すぎましたね。
言っている私が、元喫煙者です。

やめようかな、と思ったら、やめてみてください。やめたいときが、やめ時です。
禁煙すれば、やめる前に考えていた、「逆にストレスがたまる・情報が入ってこなくなる」等の理由は幻想だったと気がつくでしょう。

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  • 出版社/メーカー: ブレーンコスモス
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タグ:喫煙 禁煙

喫煙と、陸上で溺れるCOPDの恐怖 [ガン・生活習慣病]


「車内での喫煙により、人体に有害な微粒子の量が世界保健機関が推奨する上限の数倍に増加するとの調査結果が、15日の英専門誌「Tobacco Control」で発表された。(中略)調査チームによれば、高レベルの微粒子にさらされた子供たちは、健康を害する可能性が高い。また同チームは車内喫煙を規制する国が増えていることを指摘し、同様の規制は子供たちを受動喫煙から守る適切な手段だろうと結論している。」

実際は窓を空けているか等によって、だいぶ数値は変わってくるでしょう。喫煙者は気づきませんが、例えば外で喫煙している場合でも、周囲数メートルにわたって煙害は行き届いています。

私も旧喫煙者ですが、禁煙してから気がついたことがあります。喫煙者が思っている以上に、周囲からは冷たい目で見られている。仮に数値化したとして、●●さんの嫌がり度はmax100のうち60くらいかな、と思っていたら、イヤイヤ、maxが間違っていました、100ではなく300で、嫌がり度は290でした、ということもありました。

とはいえ、正直、今だにタバコを吸いたいと思うこともあります。


もし、1ヶ月後に小惑星が地球に衝突して、人類滅亡が確実だとしたら、私はタバコを吸い始めるかもしれません。

でも、滅亡が1年後だったら吸わないかも・・・。


さて、タバコで怖いのは、COPDという病気です。
その苦しさは、陸上にいて溺れるようなもの。高齢化が進むにつれてどんどんクローズアップされていくでしょう。

禁煙の機会は、突然現れます。

禁煙しようかな、と思ったら、飛びついてみるのをお勧めします。










タグ:喫煙 COPD 禁煙
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